Sonic Diary -Jazz-

Forward the way you believe

5/14 もうすぐ終わる。全部終わる。そう、

2007-05-14 12:16:22 | Weblog
(マキシ2)
つくっちゃいました。
でも鷹野三四だからやはり34R(スカイラインGT-R)のほうが・・・(↑













ひぐらしのく頃に



これまた弟から勧められてパソコンで読んでいた小説ですが、








十年に一度の傑作





犯人特定正解率1%




怖かったけど段々神秘的になってくる印象がありました。でも裏を返せば
文面とバックの演出のコンボを見た時、その怖すぎるBGMも祟って
主人公・けーいっちゃんの心理状態を嫌というほど体感してしまい、
僕まで「疑いそうに」なりました。でも何かひっかかる。腑に落ちない。
されど僕は鈍感なのでこの手の推理は苦手ですorz
とにかく先を読み進めることだけしか。「惨劇」で終わらせたくなかったから。



時代設定は昭和58年(当然ケータイなんてのは無し。
登場人物は皆自宅の電話か赤公衆電話を使って通話します)。
惨劇の舞台、雛見沢村は岐阜県高山市の世界遺産で名高い白川郷が
モデルとなりました。古き良き時代、ですよね。
自然豊かで本当にのどかな処なんですが、一方では国がダムの
建設計画を立ち上げ、はるか昔から鬼との共存により鬼の血を引いた
という言い伝えのある村の住人との闘争が始まります。


住民丸ごと一致団結し、真っ向から国と戦い抜きました。
そしてついに国側が折れ、ダム建設計画は無期限凍結に。
しかしどういうわけか建設現場の監督が殺されてしまいます。
「『オヤシロさま』なる神様の名の元に起こった祟りだ!」という
声が後を絶たず、それから毎年6月、「綿流し」と呼ばれる慰霊祭の日前後には

































・・・これは祟りなのか、それとも偶然なのか?






そして都会から引っ越してきた一人の少年がその事件を知り、
疑い出した事から総てが狂いだす・・・。





このサウンドノベル、
とにかく音楽のクオリティーが高いです。
和太鼓や廃材のドラムなどといった「えっ?こんな楽器があるの?」って
言っちゃいそうな様々な楽器をたくさん取り入れていて
それでいてホント音楽的なんですよ。
いや、世辞じゃなくて本当に凄いですよ?
弟がiPodに全曲入れてくれた時はこの上なき幸せであった。

またホラーではありますがちゃんと現代風のギャグも
要所要所で織り交ぜられています。
登場人物がこれほど生き生きとした、アツい連中が繰り出す痛快な
ノベルが、これまでにあったでしょうか?



この小説をもし二十余年前、同時代の人が読んだら
一体どんな感想が返ってくるかな。・・・かな?

「猫耳?」

「メイド!?」