昨日今日明日

きのうを思い、きょうを実感し、あすに想いを馳せよう。
若年性或いは老人性痴呆症にならない為にもね?

話題来源中国

2006年08月14日 | Weblog
 大学受験の時、生理が来ないように、女子高校生は、まま、避妊薬を使う。
 話はこんな風に始まる。
 
 「私は、高校三年生で、普段から生理が重い体質で、いったん来ようものなら、痛くて死にそうになります、二日も家で休んでいなければなりません。
 あいにく、今年の入試は、ちょうど生理と重なってしまいます。
 2~3日前に、同級生の多くが、避妊薬を飲めば生理を遅らせることができると話をしていたのを聞いたし、先生もそのような意見らしい。
 でも、私は避妊薬なんて、結婚してからでないと飲むものでないと思うのだけれども!」。
 昨日、高三の麗さん(仮名)から、本新聞社に電話があった。
 
 この報により、記者は長春市の薬店を調査したところ、少なからぬ女子高生が薬店に避妊薬を買いに行っていることが分かり、その販売額もこの理由をもって上昇している。

 まあ、下手な翻訳であるが、こんなところである。

 大学受験を控えた女子高生が、避妊薬を使うということを記事にしたいという動機については、よく理解できるのだけれども、「この話、本当かえー?」という気がする。
 もしかして、デッチ上げではないのか?。
 
 まさか、女子学生が、この種の話を新聞社に電話で訴えるとは非常に考えにくいのではないか?
 仮に、そういう問題があったとしても、話を持って行くなら保健所あたりではないのか?。
 
 これとよく似た、話のとっかかりが、ありましたよね。 例の「日本人の中国文学の学者が、詫びると謝罪は違うと発言した。」という本当に有ったか無かったかさえ分からぬ根拠に基づいて、何が何でも、日本人は謝罪しないと、言い張り、中国人が日本大使館や領事館に大挙して押しかけ、破壊活動を起こしても、日本が謝罪しないから悪いのであり、中国人は愛国無罪であって、原因は日本人にある。
 このような本末転倒、言語道断の話にすり替えてしまう、これが中国の民族性なのであろう。

 そういえば、成語なるものの縁起などほとんど、こじつけ故事に基づくのであろう。
 彼らは、虚構と現実の区別ができない頭の構造をしているに違いない。
 
 次に、その記者は薬店で取材をする。---処方薬ではないので販売制限すべきでない。
 内容は、通常、避妊薬を買いに来るのは、既婚者で、一日10件ぐらいであるが、ここ数日突然20件ぐらいになっている。その中に、少なからず学生がいます。
 長春市のある薬店の李女史の話として、「避妊薬の主要目的は避妊であって、経期を遅らす為ではないが、処方薬ではないので、販売制限するのは、よくありません。子供達が買って帰り、服用するのは心配なことでありますが、でも仕方ないんじゃありませんか。」
 
 また、記者は、ちゃんと教師にも意見を聞くのである。ーーー正常心を保つことが一番重要。
 
 容認派教師(男性であろう)は、私の教室には数人の女子学生がいて、彼女らは確実に一流大学に合格できる力があるが、もしも、生理により失敗することがあれば、悔いの残ることであろうだから私は前から避妊薬を服用すべきという意見である。
 
 反対派教師(女性であろう)は、生理の期間というのはそんなにも不快で気分の悪いものではありません、だから、避妊薬など飲む必要はありません。大学受験に対して一番重要なことは、基礎力と心理的要素が調和していることです。平時において戦時のごとく、戦時において平時のごとくすべきです、だから正常心を保つことが最重要です。
 
 最後に、記者は、専門家の元へ行って意見を乞う。ーーー服用を慎むのが最良。
 
 女学生が避妊薬服用後体に悪い影響が有るのか、またどのように服用すべきか?長春市の産婦人科医師に教えを請う。
 
 複方避妊薬の効能は経期を遅らすこと即ち、ホルモンを造りだす働きがあり、子宮内のホルモン含量を維持して、子宮膜を脱落(剥離)させない。避妊薬を用いるという方法で経期を遅らすのだが、一般に月経周期前15日から20日内に服用を開始し、次第にホルモンを補充し、また期間中服用を停止してはいけません、でないとほとんど効果がありません。
 避妊薬服用が知的能力に影響を及ぼしたり、ましてや受験に影響を及ぼすようなことは、医学会においても、科学的根拠はありません。
 生理時に特別の症状が無い場合には、避妊薬の服用をしないに越したことない。というのは学生時代はまだ発育期であり、比較的早い時期の服用は、その後の発育に必ず影響をあたえます、例えば月経不調等。
 避妊薬を飲んで、生理を遅らそうと思っている受験生は、慎重の上にも慎重であるべきです、もし服用する必要があるなら、産婦人科医の指導のもとに、薬を用いるべきです。
 父親と教師は子供が淡化月経に成るかもしれないのであるから、子供に月経恐怖の心理的暗示を与えてはいけません。

 とまあ結構比較対象させた記事になるのであって感心するのであるが、イントロの部分の書き出しは、何とかならないものですかねー。