昨日今日明日

きのうを思い、きょうを実感し、あすに想いを馳せよう。
若年性或いは老人性痴呆症にならない為にもね?

在NY、石原都知事『快刀乱麻』

2007年05月20日 | Weblog
 快刀乱麻:これも支那語の成句で、本来は「快刀乱麻を断つ」というそうな。その意味は(切れ味のよい刀剣で、乱れもつれた麻を切る意)紛糾している事物を、てきぱきと手際よく処理すること。単に「快刀乱麻」とも。(広辞苑より)

 まあ、このお方の場合、『快刀乱舞』とでも表現した方が当を得ているのかもしれない。

 石原慎太郎氏を引き続き東京都知事に選出したのは都民の意志であるが、日本国にとっても幸いなことだったと思う。世界にその意志を発信できる人材がめったにいるものではないのだから。・・・・産経新聞の記事を書き留めておくこととしよう。

 石原都知事 NYで講演 米が責任果たさぬなら核保有も

 訪米中の石原慎太郎都知事は17日、ニューヨーク市内で今後の日米関係と対中国政策について講演し、日本の有事に際し米国が日米安保条約に基づいた責任を果たさない場合「日本は自分で自分を守る努力をする。米国が懸念している核保有につながるかもしれない」と明言した。
 石原知事は「米国にとって日本の存在感が軽いものになっている」と指摘し、「日米両国の将来は中国をどう認識して評価するかが重要だ」と対中政策がカギを握ると強調した。そのうえで、「中国経済は2008年の北京五輪までしか持たないとの見解で英エコノミスト誌の編集長と一致した」と述べ、「独裁政権は経済が破綻し、社会が混乱したとき必ず軍事的冒険主義に出てくる。それは台湾や尖閣諸島に向けられるかもしれない」と予測。尖閣諸島有事の際に「米国が(日米安保のもとで)どれだけ責任を持つか極めて疑問だ」と不信感を示した。(平成19年5月19日産経新聞より)

 日本の国会議員のどれくらいの人が石原都知事ほどの『国家の安全に対する認識』を持っているのかと思うと「所謂寒し」といったところであるが、北京オリンピック成功のための署名活動なんかというどうでもよいイベントで、署名したどうでもよい国会議員が220人を数えるというお目出度さにも呆れるのだが、『ボイコット』と言い出すような勢力もいないことにはバランスがとれないよね~。