昨日今日明日

きのうを思い、きょうを実感し、あすに想いを馳せよう。
若年性或いは老人性痴呆症にならない為にもね?

論壇会議に注目

2005年10月15日 | Weblog
 静岡新聞には、「論壇」というコーナーがあって、毎日、折にふれた話題を提供してくれて楽しく読ませてもらっている者である。
 確か今回の総選挙前の論壇会議においては、小泉の後は小泉であると予想されていたのが、解散総選挙、小泉首相勝利続投とダブルで的中といったところである。

 さて、今回は、小泉首相は来年9月の任期をもって、退陣するか否かということであるが、此処に出席された論客(今井久夫氏、屋山太郎氏、佐藤隆三氏、竹内宏氏、清水國男氏)によれば、予測は難しいのであるが、「やはり辞める。それが小泉首相の美学だ」ということである。来年の事を言えば鬼が笑うというが、どうなるのであろうか。

 それと、靖国参拝については、「必ず行く」と断言しておられる。

 大体、中国などという国に道徳観だの倫理観があると信じて疑わない日本人のセンチメンタリズムのほうが国際常識から逸脱しているのである。
 彼らの哲学は、「比べてみて、自分達より相手が弱ければ当然征服する」。同情して「軒を貸せば当然のこととして、母屋をも乗っ取って当たり前」だと信じて疑わない連中である。
 こちらが、思いやりなどといって一歩退けば無遠慮に二歩も三歩も踏み込まれるのである。常に勝ち負けの理論しかないことを国民に分らせてもらいたいものである。
 
 また、楽天のT B S株買収問題については、外資のプロは「日本の企業は赤子の手をひねるようなもの」と囁いているそうな。

 日本国民も企業も、何かあるとその時だけは大騒ぎするのであるが、本当の意味の「防衛意識」を持ち合わせてはいないのかも知れない。

 こんなことで、我が日本国は将来にわたって存続できるのであろうか?