昨日今日明日

きのうを思い、きょうを実感し、あすに想いを馳せよう。
若年性或いは老人性痴呆症にならない為にもね?

日本国は本当に大丈夫なのか!?

2007年06月13日 | Weblog
朝鮮総連本部を売却 公安庁元長官の会社に(産経新聞) - goo ニュース

 「名板を貸してはならぬ!」とは、あらゆる資格の運用に当たって、業法の最初のほうに規定される『資格業務を自ら担保する最重要な項目』である。

 この事件に関して、いまだ報道が錯綜しているので、なんとも言えないのであるが、要点は次の二点である。

 (1)朝鮮総連は経営破綻した朝鮮信用組合系の融資返却を不良債権整理機構から返還訴訟されていて、債務額は630億円程度。

 (2)東京都による総連中央本部の土地・建物に対する固定資産課税と未払いによる差押さえ。・・・・これは、4月に滞納分納付により解除。

 朝鮮総連中央本部の土地・建物は、平成18年9月に設立された投資顧問行と貸金業を営む目的で設立された「ハーベスト投資顧問会社」に、すでに売却されてしまって、登記簿上の所有者が移転してしまっているような報道が当初なされていたが、実は契約だけが交わされていたに過ぎないようである。

 この「ハーベスト投資会社」の現在の代表取締役は驚くなかれ、元公安調査庁長官、緒方重威(おがたしげたけ)氏であるという。現在、この会社の本店所在地は氏の住所所在地になっているという。実態があって機能している法人であるかどうかは全然報道されていないから分からない。・・・で、氏の会社と不動産売買契約を結んだが、資金調達難という理由で契約は白紙撤回されることが13日判明したという。・・・・ここで、一般の不動産取引の場合なら、契約金(手付け金)をどうするかというのが大問題となるのだが、その辺のところを報道できないのが日本のマスコミの限界でもあるのだ。解約手付けだったとしてその額がどれほどのものであったか、また、最初から契約解除が想定されていれば、これはもう計画的な援助交際である。

 ところで、不動産明け渡しの阻止を目論んで競売妨害するために所謂暴力団等がかかる物件に賃借権などを設定する事例など珍しくないのであるが、この事件の低俗ぶりはそれ以下のものだと思います。

 言っては何だが、少なくとも緒方氏は総連側と浅からぬ関係があるのだろうことが垣間見える事件である。・・・・おそらく暴力団でさえ、こんなヤバイ案件には手も出せないだろうが、敢えて、氏が事をやってのけた裏舞台はどんなものなんだろうか。

 個人のプライバシーなどに目くじらを立てる前に『国家のプライバシーをどうやって補償』するというんだい!・・・・毎度無防備な国会議員の旦那方!?。

 この事件で、更に円は売り込まれるであろう。

言い過ぎたら安倍氏が可哀相じゃん

2007年06月13日 | Weblog
参院選、自民は40議席前後の可能性も…飯島元秘書官(読売新聞) - goo ニュース

 あまりにも現政権へのマスゴミどもの批判がえげつないから、(別に読売新聞がということではないが)ここはひとつ『判官びいき』でもしてみるか。

 今回の社会保険庁の不祥事など、民主党が参院選の直前に切ったスペキュレーションであるが、これとて病根は公務員のオサボリ体質と封建時代の馬鹿殿体質に起因するもので、国民を平民と呼んで憚らず、働きもせずに最初に自分の懐に入れようとする役人根性がなせる業なんだろう。この体質は社会保険庁だけに限ったものではなくあらゆる省庁に蔓延している風潮である。その人生訓とは、何度も言っているように、『休まず遅れず働かず』である。

 よくよく考えてみれば、言い出しっぺの民主党は公務員改革を金科玉条の如く掲げているのだが、このサボリーマンどもの票に担がれているという摩訶不思議な現実もある(国民が知るべきことはサボりーマンどもが民主党に望むことは、「小沢さん痛くないように国民の目を誤魔化してね」ということなんだろう)。わけの分らぬ屁理屈をつけて公務員改革つぶしを企んでいるに過ぎない。彼らのいう「十分な審議を!、拙速である!」とは、泥棒が裁判官を欺く方便だということに国民も気付かなければならないのであるが、敵も然る者である『愚民おためごかしの術』にはたいへんに長じている。

 与党も相手を抵抗勢力と決め付ける適切な言葉を持たない甲斐性なしであるから、頼りにすべき浮動票がダレてしまって『懐寒い夏の陣』といった様相である。なんとも情けない。ここは安倍首相が自ら宿敵NHKの画面を使って、強いメッセージを国民に送るべきなのだ、安倍は正義を執行すると国民に信じさせることが何よりも肝要かと思います。

 社会保険庁の問題は与野党を問わず国民から信託を受けた行政を監督する任務を怠った責めを負うべきものだから、与野党連帯責任で大至急解決を図らなければならない事案である。

 松岡農林水産大臣の一件は、政治は金を工面しなければどうにもならないという体質が浮き彫りになった事件であったと思う。その裏で何が行われていたか語ることなく死を選んだ松岡氏に同情するものであるが、この事件に関しての安倍首相の松岡氏任免責任に関しては、国民は釈然としているわけではない。社会保険庁の問題より、こちらのほうがダメージが大きかったろう。ボンボン政治家=リーダーシップの欠如=優柔不断・・・・この負の印象の連鎖を断ち切るために安倍首相は蛮勇に打って出ることが求められているのではないか。