昨日今日明日

きのうを思い、きょうを実感し、あすに想いを馳せよう。
若年性或いは老人性痴呆症にならない為にもね?

想定内?

2006年12月22日 | Weblog
「もくろんだ流れと違う」 6カ国協議で麻生外相(産経新聞) - goo ニュース

 6ヶ国協議などと言う代物、中国の照れ隠しとアメリカ合衆国の止むに止まれぬ国内事情があって、故意に演出された大茶番劇である。一日本人としてアメリカ合衆国に拉致問題をせめて『しょんべんの切り札』としてもらいたいと期待したのであったが、やはり日本はアメリカ合衆国の属国の立場でしかなかったのかとしょぼくれる以外には選択肢はないのか。

 日本人の自虐的思い上がりの果実たる非核、不戦の誓いなるものほとんど国際的外交の場において自己主張のカードにはなり得なかったことがまたもや暴露されたのである。
 この日本の不甲斐なさを見て、さぞかし、護憲派の面々は拉致問題が抹殺されたことを『これぞ日本国憲法の精華と評価していることであろう』・・・・朝鮮人が、日本国を屁バカにする根源は、北朝鮮でさえ『善人である』と謳った占領軍押し付けの『自虐憲法』に起因していることはもはや明らかである。

 日本人が被拉致被害者を国策として救出したいと切実に思うなら、GHQの押し付け憲法を即刻放棄して、戦争もいとわないという国威を北朝鮮に対して示すことから始めなければ、拉致被害者の家族は我が子と対面できぬまま三途の川を渡ることになってしまう。・・・・我が同胞(はらから)よ日本人としてそれで満足か?。

 この中国主催の六カ国協議があと何回持たれるか知る由もないのであるが、金正日は、絶対に核を手放さないことが証明されて散会となるであろうことは容易に想像できる。

 その場合、日本はどうするかというのが直近の命題である。・・・・そこで、この麻生氏が日本の核保有以外に安全保障の道は無いと口火を切るのであろうか。・・・それが興味の中心なのである。その発言をタイムリーにできる人材が次の日本国首相たる人物の資格なのだと私は思う。

 この先、かつての六十年一日の如く、極東の毎日朝日平和狂小宇宙の住人では居られそうもないのは確かなことだ。