昨日今日明日

きのうを思い、きょうを実感し、あすに想いを馳せよう。
若年性或いは老人性痴呆症にならない為にもね?

Cuando Caliente SHIZUOKA#25

2006年02月10日 | Weblog
 フランスの若者のエネルギーが羨ましい

 2月8日の静岡新聞記事より:
 
 若者雇用策に学生猛反発。フランス22万人がデモ

 フランスのドビルパン首相が打ち出した若者の雇用促進策に対し、解雇が容易になり雇用が不安定になるとして学生らが猛反発、七日に全国で約二十二万人がデモを行った。来年の大統領選に向けて、雇用改善を立候補の足掛かりにしたい意向とみられるドビルパン氏は試練を迎えている。
 ドビルパン氏が掲げた雇用促進策は二十六歳未満の雇用について二年間の試用期間を設け、この間は解雇を容易にする企業の採用増を促す内容。
 七日から国民議会(下院)で審議が始まった。反対する学生組織や労働組合は七日、約百九十ヶ所でデモを行い、主催者側の発表では約四十万人が参加した。
 ドビルバン氏は同日、議会で「市民の抗議には耳を傾けるが、抗議していない市民、未来に不安を抱く市民の声にも耳を傾ける」と強調、一歩も引かない構えを見せた。

 この文章だけではフランスの国情はまったく分らないのであるが、二年間の試用期間を設けその間の解雇を容易にすることと、新しく雇用を生み出すこととどういう相関関係があるのか?
 不良な労働力の排除を容易にし、新しく人員を補充することが新規の採用を生み出すというのなら、甚だ乱暴な話である。

 しかし、国民的に抗議デモを引き起こすというのだから、フランス社会には、バイタリティーがある。この記事は写真も付いていて、大声でシュープレキコールしている元気な女の子達が写っている。

 日本の若者(学生)たちも、時間は持て余すほどあるのだから、やれニートだのフリーターなどといって、腐った魚が如き目をしていることもなかろう。
 政府や企業に対し「我々に仕事をよこせ!」と全国的なデモンストレーションでも仕掛けてみたらどうだろう。最近の日本に於いては、若者の存在感がとても希薄な気がしてならないのである。

 「若者よ元気をだせ!」