仙丈亭日乘

あやしうこそ物狂ほしけれ

【昔の手帳から】 9月17日 (82年:ミシェル・ベロフ)

2011-09-17 00:27:21 | 昔の手帳から
【1982年】(3囘生)

19:00 京1
京響 ベロフ
ベートーヴェン:Pfコン、Sym7
ベートーヴェンSym7は素晴らしい演奏!
終樂章の昂まりはBravoの一語。

金曜日。
京都會館第1ホールで、京都市交響樂團がピアニストの ミシェル・ベロフ をソリストに迎へて演奏會を開いた。
演奏曲目は、ベートーヴェンの ピアノ協奏曲第4番 交響曲第7番
どちらも大好きな曲だが、實演で聽くのは初めてだつた。
手帳によると、當時の私はベト7を絶讚してゐる。
確かに、コンサートホールで音の洪水に身を任せて、あの終樂章を經驗すれば感動しないわけがない。
でも、不思議なことに、いまだに腦裡に蘇へつてくるのは、 ピアノ協奏曲第4番 のはうなのだ。
この曲は珍しくピアノのソロから開始される。
そのピアノの音の美しさ。
ミシェル・ベロフといふとドビュッシー彈きといふイメージが私にはあつた。
それなのにといふか、それだけにといふか、この冒頭のピアノの音の美しさは見事だつた。
この曲の實演を聽くのは、この時が最初でいまのところ最後なので、より印象深いのかもしれない。





ベートーヴェン:交響曲第5番《運命》&7番
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 クライバー(カルロス)
ユニバーサル ミュージック クラシック


ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第3番/第4番
グルダ(フリードリヒ)
ユニバーサル ミュージック クラシック







コメント    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 20110904_ 踊り場の穗高 | トップ | 【2011 公式戰】 ● 阪神 1-... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿