【宜野座キャンプ】 安藤、エースの風格

けふの解説は中西太さん。
もう７６歳なのだとか。
過ぎ行く時の早さを感じてしまふ。

ランチタイム特打で金本と新井が竸演。
きのふの練習でも一緒になり、お互ひが嫌がつてゐたといふ噂があるが、けふはどうだつたのだらう。
金本の公式サイトで「新井さん物語」が連載？され、それに對して新井がデイリーの紙面で感想を述べてゐる。
そんな仲良しな二人のことだから、練習でもお互ひを意識しつつ、師弟愛を育んでゐることだらう。

けふはフリー打撃で、たくさんの投手が登板した。
私が憶えてゐる限りでは、金村、リーソップ、福原、安藤、江草、石川、渡邊亮、能見。
たぶん、漏れがありさうだけど・・・

なかでも、安藤の投球が良かつた。
おそらく、本人が投げようと思つたボールを思つた通りに投げられてゐたのではなからうか。
もはや、安藤の投球にはエースの風格が漂つてゐる。
そんな感じがした。

福原は「Ｌ字フェンス」が氣になつたのか、コントロールが定らない。
彼の持ち味は、キレのある速球と大きく割れるカーブだと思ふが、さういふ彼らしい投球はまだ見られなかつた。
しかし、彼の良いところは、その後すぐにブルペンに行き、投球練習をしてゐたこと。
踏込む足を箱の上に乘せる練習で、おそらく體重移動の感覺を調整してゐたのだらう。
忍ちやん、今年はフタケタ勝つてくれよ。

打つはうでは、リンくんが良かつた。
エグエグの外角球を引つ張つてライトのスタンドへ放り込んだ。
岡田前監督が云つてゐたが、外角球を引つ張つてライトスタンドに放り込めるのはリンくんしかゐないのだとか。
いやいや、お見事であつた。
なんとかこの類ひ稀なる才能を打線に組込んで欲しいものだ。
メンチをライトで使ふなら、リンくんはファーストで使はう。
さうすれば、破壞力のある打線になる。

ところで、太さんがメンチのことをミンチと云つたのに氣が付いた人はゐたかな？
食事中だつたけど、思はず吹出しさうになつてしまつた。



＜追記＞
なんと眞弓監督が安藤の調子の良さを認めて、開幕投手だと云つたとか。
もはや虎のエース扱ひだ。
安藤も、この期待にしつかりと應へなくては！