仙丈亭日乘

あやしうこそ物狂ほしけれ

初詣でin京都12 :白峯神宮

2006-01-09 19:34:18 | 仙丈放浪記


金閣を出て、さて何處へ?
「陰陽師」の晴明神社に行つてみやうといふことになつた。
「上御靈神社」で怨靈鎭魂の神社へ行つたのだから、「陰陽師」にも敬意を表して置かう。
バスで堀川今出川まで行く。
途中で、「白峯神宮て、このへんやつた?」と思ひ出す。
「もつと烏丸よりだつたかな?」

バスを降りたら、なんと目の前が白峯神宮ではないか!
これも祟り神の導きか?

この、白峯神宮は、いはずと知れた、崇徳上皇鎭魂の神社。
明治天皇の創建。
明治天皇は、祟りを及ぼしさうな神樣を至る所で祀つてゐるやうだ。

この崇徳上皇、怨靈の番付で云へば最高位、西の横綱である。
なにせ、保元の亂に破れて讚岐の白峯に流された上皇、「日本国の大魔縁とならむ」と云ひきつた御仁だ。
ちなみに東の横綱は平將門。

ところで、この神社、もともと公卿の飛鳥井家の敷地に立つゆゑか、蹴鞠行事が行なはれる關係で、いつもまにやら球技の神樣となつてゐるらしい。
寫眞で、雪が積つて眞つ白に見えてゐるところが蹴鞠をするところ。

怨靈とサッカー、崇徳上皇も苦笑なさつてゐるやもしれぬ。
いや、日本頑張れと應援してくれてゐるかも!


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