仙丈亭日乘

あやしうこそ物狂ほしけれ

「しあんくれーる」

2006-01-11 23:25:42 | 日々雜感
先日、京都に初詣でにいつた時に確認できなかつたことがある。 それは、ジャズ喫茶「しあんくれーる」がまだあるかどうかだ。 『二十歳の原點』(高野悦子)は私が浪人中に愛讀してゐた本である。 この本は、70年安保鬪爭の時代、立命館大學の學生だつた高野悦子の日記。 高野悦子は自己に忠實に生き、そして自ら命を絶つた。 當時の私は、彼女の學生生活を讀んで、京都への憧れをますます強くしたものだ。 その彼女のお . . . 本文を読む
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