花好き・旅好き80代北国女性の日記(ブログ開設18年目)

趣味はガーデニングと家庭菜園、外国旅行だが、新型コロナ禍と膝の不調、円安が重なり、今は外国行きは見合わせている。

ドイツの旅(11)

2011年10月25日 | 海外旅行「西ヨーロッパⅣ」ドイツ・ピレネー山脈縦断

≪バンベルク≫
6日目は8;45と少し遅い出発だったので、朝食を終えてからホテルの付近を散策した。直ぐ傍に「チューリンゲン駅」があったので行って見た。
入り口を入るとすぐ右手が書店だった。駅の奥に行くと食料品店、パン屋、果物屋、肉屋、園芸店などが営業を始めていた。果物屋の店先に400g程のパックに入った苺が並べてあったが、真っ赤に熟して美味しそうだったので買った。1.99ユーロだった。(これは日本の半額以下だと思った)
女性店員は私たちを旅行者だと見たようで「洗いましょう。」と言って水道で洗ってくれたので、そのままバスに持ち込んで友人と分けて食べた。完熟した甘い苺だった。
切符売り場が見当たらなかったので、そのまま列車が停まるホームに行って見た。切符は乗ってから車内で買うのかも知れないと思った。

   

その日はまた南に100km以上走り、バイエルン州の水の都バンベルクに行った。ここは第二次大戦の戦禍を免れた町なので、旧市街は中世のたたずまいが残り、世界遺産になっているのだ。
バスを降りてレグニッツ河に沿った小ベニス地区に行った。かって猟師町だったらしいが、古い木組みの家々が川沿いに立ち並んでいた。アイビーゼラニュームで美しく飾ってあった。

 

小ベニス地区から500m程歩くと小高い場所に出た。そこには古い大聖堂①が聳えていた。1012年に建てられた後、火災に遭い、1237年に再建されたと言う。添乗員の話を聞いていたら、大聖堂の昼休み時間になってしまい、中に入れず残念だった。仕方がないので直ぐ傍に建つ、かって皇帝と司教の居城だった旧宮殿(今は歴史博物館になっている)②に行ったり、その隣の新宮殿③の裏庭を見学したりした。旧宮殿には真っ赤なゼラニュームがずらりと飾ってあって、古い建物を華やかにしていた。
新宮殿の裏庭からは、遠くの丘に「聖ミヒャエル教会」④が望めた。ここは1015年に修道院として造られたのだそうだ。
バンベルクの古い建造物からも、当時の建築技術の素晴らしさを思った。

       ① ②

 ③ ④

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3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (あばた)
2011-10-25 12:33:50
♪sonataさん、こんにちは♪
グリム童話の世界ですね。
「ヘンゼルとグレーテル」、「シンデレラ」、「赤ずきんちゃん」、 「ブレーメンの音楽隊」どれもがしっくりくるような町ですね。
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Unknown (サマンサどら猫)
2011-10-25 14:33:17
ここも静かで、歴史の痕跡があちこちにあって、落ち着いた街ですね。フルーツ好きなので、果物屋のフルーツ、食べてみたいです。
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Unknown (ソナタ)
2011-10-26 07:27:42
あばたさん、こんにちは。
私もグリム童話、好きでした。大人になってからも子供に読んでやりながら、自分でも楽しみました。
こんな町にいると、想像力が湧くかも知れませんね。


サマンサどら猫さん、こんにちは。
それぞれの場所がとても印象的な町でした。こんな歴史的な町に住んでみたいものです。
ドイツの広場では、大抵市場がでていて、珍しい果物など多く売っていました。EU共同体内部では関税がないんですよね。他国の食品も多いのだと思いました。
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