花好き・旅好き80代北国女性の日記(ブログ開設18年目)

趣味はガーデニングと家庭菜園、外国旅行だが、新型コロナ禍と膝の不調、円安が重なり、今は外国行きは見合わせている。

「コソボ・マケドニア・アルバニア」の旅(13)

2015年03月24日 | 海外旅行「東ヨーロッパⅠ」ポーランド・コソボ,マケドニア,アルバニア

≪「アルバニア」観光≫④

「ベラート城」を後にし、バスで丘を下りてから「オスム川」沿いの道を「マンダリア地区」に戻った。
この地区は「千の窓を持つ街」として有名なのだ。バスを降りて15分程散策した。

「オスム川」を挟んで渓谷になっていて、その両側の傾斜地に家が重なるように建てられていた。立派な橋が掛かっているのでその中程まで行って写真を撮った。
この橋は唯一の交通手段らしく、市民が次々とやって来た。ミモザを手にした中年の女性に『写真を取って良いか』と聞くとOKされた。撮影後、ミモザを少し分けてくれた。
また女子中学生2人が来たので、カメラを渡して私の写真を撮ってもらった。世界遺産の町の人々は、観光客に優しかった。

バスに戻ってから「千の窓」になった理由が説明された。
山側に窓を作れないため、できるだけ開放できる側の窓を多くして明り取りにした事、また、災害に対して家の中から外部の状況を早く知るためだという。成る程、洪水や敵の侵入に対する知恵なのだと思った。



 





かって中国と関係が深かった時代に建てられた中国系の工場が、今は廃墟となっているのを2~3見かけた。
「ベラート」を出発してからバスは北北西に向けて2時間半走ったが、途中の民家の庭には、葡萄、オレンジ、オリーブなどの果樹が植えられていて、我が家の花一杯の庭とは違った。土地があるなら、できるだけ口に入るものを植えるという考え方は、この国の経済状況の厳しさを物語っているように思えた。
首都「ティラナ」のホテルに着いた頃は日が暮れかかっていた。

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