6/23〜6/25新潟旅行に行きました。
まずは 関川村の渡邉邸(国指定重要文化財)へ。
1817年建造。NHKドラマ「蔵」の撮影に使われたお屋敷。最近では映画「峠」の撮影にも。
広い土間 重厚な柱、梁、ピカピカに磨かれた床板に続く茶の間、囲炉裏に火が焚かれて 煙が充満している大空間。
土間の突き当りは 台所で 広い流しと大きなかまど。ドラマのワンシーンが目に浮かぶようです。
渡邉邸は米沢街道に面しており、3000坪の宅地 500坪の母屋。屋根は石置木羽葺屋根(ナタで薄く割った木の正目の板を屋根に並べ、その上に 丸い川石を並べたもの)で、日本に現存するもので、最大級らしいです。初めて見ました。
庭石の多くは 紀州 小豆島 京都鞍馬など 関西のものが使われているらしいです。
すぐ近くに 明治38年に建築された、渡邉家の分家 東桂苑があります。
今は カフェやレンタルルームとして、活用されています。
静かで 落ち着いた空間。もっと近ければ 草木染めニットの展示会に使えそうなのにな〜。
今夜の宿は 月岡温泉の 白玉の湯泉慶。 露天風呂は硫黄含有量の高い 透明な黄緑色のお湯です。昔からある バスクリンみたいな色合い。
なめらかで、いつまでも入っていられる湯。
お食事は個室で ゆっくりいただくことができました。
担当のお姉さんが 撮ってくれた写真は名刺大にプリントされ、チェックアウトの時に メッセージとともに いただきました。 ちょっとした心遣いが嬉しいです。
二日目は 初めて女杜氏さんを出した 王紋酒造(市島家)のある 新発田(しばた)へ。
パンフレットを見ると 市島家はもと丹波(兵庫県)に発し、1598年頃 新発田に〜とあります。
400年以上前の事ですが、何か 繋がりを感じて嬉しいです。
大きな酒蔵を改装した「五階菱」という体験型酒蔵リゾートで、初めて 利き酒をしました。 まるでフルーツのような 香り高く甘いものや もう少しスッキリした後味で 食事に合いそうなものなど〜
米と麹と水で こんなにバリエーション豊かに表現できるなんて 不思議です。
配送してくれるというので、お酒や地元のおつまみやおやつ等を ゲット(. ❛ ᴗ ❛.)
道をはさんで 諏訪神社。
御柱が立っています。
ちょうど 茅の輪くぐりの時期で 8の字に廻ってお参りしました。
道をはさんで 隣には この春 オーブンしたばかりの「蔵春閣」
これは、ホテルオークラの創始者 大倉喜八郎氏の別邸の一部、迎賓館として使われていた建物が 出身地である新発田に移築されたもの。
当時の贅を尽くした装飾やしつらいに 目をみはります。
特に 2階の廊下の大理石のモザイクは 可愛らしくて美しい。 この建物は元は隅田川に面して建っており、窓の外に川と桜と水鳥を眺められたことから、廊下にも 桜と水鳥のモチーフが取り入れられたとのこと。
2階 大広間の上段の間の
月見台(出窓のようになっている)の手すりには 網干模様(網を干している)が 細工されています。ガラス窓からの景色を邪魔せず、強度があるらしいです。美しさと機能性を考えた デザイン。改めて 昔の職人さんすごい!と思います。
その後は 一路 弥彦村へ。 見渡す限り平野で 田植えが終わったばかりの田んぼが広がっています。さすが 米どころです。
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