我想一個人映画美的blog

新作映画レビュー&温泉&ゴシップ+コスメ+旅行記&日記。
blog開設から18年!ありがとうございます✨

ビークール/Bee Cool

2005-07-19 23:55:50 | 劇場&試写★6以上

FOX試写室にて。いや~この顔ぶれ、ほんとに豪華
大好きなユマと、パルプフィクションコンビであるトラボルタ、
ダニーデヴィート。
ヴィンスボーンとバーベイカイテルは私的には別にどーでもいいが、+ゲストに
エアロスミスのスティーブンタイラー
'95の「ゲットショーティ」の続編。

ゲットショーティは何かいまひとつだった。今回珍しく続編の方が勝ってる。
とびきり面白くて笑えるって程ではないんだけど、
キャラクターがそれぞれ味があってBe cool☆
万人に向けて面白い作品ってわけではないかもしれない。
"好き"か"キライ"かの映画かも。
前回映画業界が舞台だったのが一転、
今度はトラボルタ演じるチリパーマーが音楽業界へ殴り込み
ユマサーマンは、チリの友人でインディーズレーベル経営者
トミーの妻イーディ。トミーが冒頭いきなり射殺され、
チリパーマーはイーディと組んで、偶然見いだした若い女性シンガー、リンダをスターにするべく、エアロスミスのコンサートで共演させるため、何とかスティーブンタイラーを説得する。
ところが実は会社は破産寸前に追いやられていた。
極悪人だが売れっ子プロデューサーが、売れっ子ラッパーで
おとぼけギャング・ダブのグループを引き連れてギャラ要求する。
事件の目撃者であるチリパーマー殺害を企むロシアギャング、
そこにリンダの契約中のレーベルの経営者ニック(ハーベイカイテル)
が入り交じり・・・果たしてリンダは、チリとイーディの
期待のディーバとなれるのか?

ユマの、久々にそのファンションとスタイルが映える作品だった
参考にしたくなるほどイーディのスタイリングはカッコイイ。
(キルビルもあれはあれでコスチューム良かったけどね)
映画開始15分後、ビキニで登場ナイスバディをみせつける。しかもすんごいアングル。
トラボルタもやたらハマってるし、スティーブンタイラーが
本人役で登場ってのもファンにはめちゃ嬉しい
ただ、ちょっと中だるみあるかな。
ギャングの云々のくだりは笑えるところアリ&ちょい退屈のとこもアリの、ギャング系コメディ作品。                
でも前作をみなくても十分楽しめるからOk!
ユマとトラボルタが'94年に共演した「パルプフィクション」
を彷彿とさせるダンスシーンは劇中最大の見所

まさに二人とも絵になってて超cool~。
それと、タランティーの作品じゃないけど、この作品も
やたらと会話重視の映画だった。(タラ作品ほどシャレてないけど)
ヴィンスボーン演じるラジ、ヒップホップグループ「アウトキャスト」の
アンドレベンジャミン演じるダブ、そしてザ・ロック←特に。
のコメディアンぶりは笑えた。あと、ユマの腰のエアロスミスのタトゥーいいな~

 

ユマ&エアロファンとしては、マネっこしたくなったー。(単純なヤツ。。。)



上映時間 2:00
■監督
 F・ゲイリー・グレイ「交渉人」「ミニミニ大作戦」
■原作・製作
 エルモア・レナード
■出演
 ジョン・トラボルタ
 ユマ・サーマン
 クリスティーナ・ミリアン
 ハーべイ・カイテル
 セドリック・ジ・エンターテイナー
 アンドレ・ベンジャミン
 ザ・ロック
 スティーブン・タイラー


6(10段階)
めちゃおもしろいわけじゃないけど個人的に”好きな映画”なカンジ

日本では9月公開 Be Cool 公式サイト

人気blogランキングへ


星になった少年

2005-07-19 22:56:53 | 劇場&試写★6以上

CMを極力観ないようにしてたけど、タイトルからして
主役の柳楽優弥くんがどうなるかはわかってたから半分想像できたし、
80年代いわゆるトレンディドラマを数々生み出した
あのフジTVの名プロデューサー、河毛俊作氏がメガホンをとったと知って
下手な映画ではないなとちょっと期待して、「ビークール」を
観たその足でそのまま六本木ヒルズヴァージンにて観てきた。

やっぱり泣けた~
さすが演出家の大御所、過剰な演出じゃなくさりげなく
感動させられてしまった。
河毛俊作氏とは、お仕事で二度ほどお会いしたけど
なんというか、(いい意味で)遊んでる業界人で大人のオジさま
という印象だった。実際80年代はイケイケでバブルを満喫、
トレンディドラマをこの世に生み出したというお方。

母と子の愛の重さもさることながら、ゾウってかわいいなぁ。
ゾウの人間への愛・・・・
特にどこが面白いってわけではないんだけど、
びっちりと世界に浸ってしまった。
ただ、あのトリビア男、高橋克美だけはNG!
mig的に受け付けられなかった。棒読みだし。
やっぱり、「誰も知らない」から少し成長した柳楽優弥くんが自然で
タイの国ともなじんでいてよかった。
坂本龍一の音楽ってのはちょっと狙いすぎかな。いい音楽だけどさ。
この作品はお客を選ばないんじゃないかな~。
お年寄りから子供、奥さん、カップル、動物好きの人まで
貶す人はそういないでしょう。
(ていうか貶しづらい作品よ,実話だし)細かいことを除けば
思った通り、良質の作品だった。よっぽど涙腺が強い人以外ハンカチ持参


市原ぞうの国へ行きたくなる。

市原ぞうの国 HP

【河毛俊作監督 プロフィール】
1952年東京都生まれ。76年フジテレビに入社。浅野温子主演のトレンディドラマ
「抱きしめたい!」(’90)をはじめ、「沙粧妙子 最後の事件」('95)、
「ギフト」('97)など数多くのテレビドラマの演出を手掛け、その斬新な映像表現には定評がある。近作は「人間の証明」(2004)。映画は本作が初監督作となる。


【STAFF&CAST】
監督:河毛俊作 原作:坂本小百合 製作:亀山千広 音楽:坂本龍一 
出演:柳楽優弥 常盤貴子 高橋克実 蒼井優 倍賞美津子 (2005東宝)113分

人気blogランキングへ

星になった少年 公式サイト