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 本は私の人生の友・・・

『雨の中の涙のように』

2020年11月03日 | 
遠田潤子著『雨の中の涙のように』を読みました🙂
連作短編集かと思いましたが、圧倒的なオーラを放つスターが主人公で、
彼が、過去に縛られ不器用に生きている人々と すれ違うとき、
その人々の人生に変化が訪れます…そのスターも過去に縛られています…
とても良かったです❣
他には、原田マハ著『ハグとナガラ』も良かったですよ😺

 

時々、映画・ドラマ配信サービスNetflixのドラマにハマって、観続けてしまうことがあります…
昨夜が そうでした…『クィーンズ・ギャンビット』は七話完結ドラマで、
9歳の時 入所した養護施設で、用務員さんからチェスを教えてもらい、
めきめきと腕を上げます…
1960年代のアメリカの物語なので、最後は20歳でソ連に赴きチェスの世界王者に勝つという、夢のような お話です(ネタバレごめんなさい🙏)
でも、小説『雨の中の涙のように』のスターのように、このドラマの主人公も亡くなった母親の影を引きずって辛い人生を送ります…
それでも人々に助けられて生きていることが、視聴者、読者の心にも温かいものを与えてくれます…それが映画を観たり、本を読んだりする醍醐味かもしれません💕


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