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 本は私の人生の友・・・

映画 『ポー川のひかり』

2009年08月05日 | 映画
『木靴の樹』などで知られるイタリアの巨匠エルマンノ・オルミ監督が、自身の映画人生最後の長編劇映画として撮りあげた作品。
夏期休暇中のボローニャ大学で、大量の古文書に釘が打ち込まれているのが発見された。
容疑者として浮かび上がったのは、学年末の授業を最後に姿を消した若き哲学教授。
全てを捨ててポー川上流にたどり着いた彼は、そこで見つけた廃屋で暮らし始める。
牧歌的な風景の中で織りなされる教授と村人たちの交流を通し、人生の豊かさとは何かを問いかける人間ドラマ。
岩波ホールにて上映中。

鎌田實さんは 「上り詰める生き方をやめたときに見えてくる、つながることの大切さが、この映画をみるとわかる」 と語られてます。

中高年で、ほぼ満席でした。
映画を観た人各自が何かを感じたでしょうが、何を感じるかは人それぞれでいいように思います。
そのように映画が作られているように感じました。
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