「機動的なガスタービン」実現へ/電中研、三菱重工が開発に着手 2018/07/19 付け電気新聞 4面 ◆太陽光などの出力変動に追従
新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は18日、急速な出力変化へ機動的に対応できるガスタービンの要素技術開発に着手すると発表した。再生可能エネルギーが大量導入される将来を想定。電力系統の安定化に貢献するガスタービン・コンバインドサイクル(GTCC)発電所を目指す。技術開発は電力中央研究所と三菱重工業に委託。2021年度までの4年間で要素技術を確立し、実機に組み込むめどをつける方針だ。
再生可能エネルギーの中でも、太陽光や風力は天候によって出力が大きく変動する。これらが大量導入されると変動幅もより大きくなるため、需給調整に活用するGTCCなどの役割も重要となる。機動的な対応と高い効率の両立が求められる」(7/19付け電気新聞デジタルより)
すでに再生可能エネルギーの大量導入に備えて、機動的に需給調整可能なガスタービンの開発に着手していると言う記事です。再生可能エネルギーによる発電電力を優先利用し、不足分・変動分を火力などで補完すると言う欧州などの考え方が日本でも徐々に広まるようです。
HIT210(4.2kW)の発電データ
7月18日(水)晴れ
太陽光発電量 21.3kWh
エネファーム発電量(予約発電) 5.2kWh
W発電量 26.5kWh
売電量 13.7kWh
買電量 1.4kWh
W発電自給率 186.6%
W発電設備利用率 22.5%
日照時間 11.2h
連系以来 3261日(8年339日 )