左肩をケガする 1

左肩をケガしたのは6／26（土）の夜9:30を過ぎた頃だった。その夜は、ある電話が夜の10:00から11:00の間にかかってくることになっていた。そのため、その時間を外して風呂に入ってしまおうと準備して、9:30に風呂に入った──のだが、入って間もなく、鳴るはずのない電話が鳴った。不意を突かれてあわてて湯船から飛び出し、その電話に出ようとしたのだが、そこで足を滑らせて体の左側面を下にして転倒した。

あまりの痛みに、しばらく立ち上がることができず、しかし、いかに夏とはいえ裸のままでいるわけいにもいかず、何とか必死に立ち上がって体を拭き、服を着た──というか着ようとした。しかし、ズボンは何とか履くことができたが、Ｔシャツが着られない。左肩の痛みがひどくて左腕をＴシャツの袖に通せない。

その夜は、nanahoshi先生が6／27（日）にセミナーをやるため福岡から来て、魔法使いの弟子（自称）さんの家に泊まることになっていた。そこで弟子（自称）さんに「nanahoshi先生の治療をお願いしたい」と電話し、Ｔシャツも半分しか着れていない状態で半ば強引に弟子（自称）さんの家に押しかけた。その時はもう夜10:30をまわっていただろうか。

nanahoshi先生が弟子（自称）さんの家に到着したのは11:00頃。本来なら福岡から着いたばかりだから、まずは一休みしてもらって…となるところだが、その頃にはそういったことを考えられる精神的な余裕がなくなっていたので、着いてすぐに治療を始めてもらった。治療はそのまま午前2:30まで続いたが、外傷で、しかもなったばかり、ということもあって、痛み自体は大きな変化はなく、その場はいったんお開きにして私は家に帰った。

帰ってからも左肩の痛みがひどくて、そのままでは眠れそうになかったので、とにかく冷やそうと冷蔵庫からクライオ・パックを取り出して肩に当てた。クライオ・パックでも氷でも、それを使って冷やしたことのある人ならわかると思うが、体に当てた当初は冷たいというよりジンジン来る痛い感じがあるものだ。ところがその時は、クライオ・パックを当てても、ジンジン痛いどころかぬるい感じしかしない。一瞬、「あれ、冷えてないクライオ・パックを使っちゃったのかな？」と思って、手で確認したほどだ。それだけ熱を持っていたのだろう。
あれから一週間たった今も冷やすことは続けている。さすがにクライオ・パックを当ててもぬるいと感じることはなくなったが、やはりジンジン痛いという感じはまだない。

その夜は予想通りほとんど眠れず、明け方に少しウトウトできた程度で朝を迎えた。幸いにして作り置きのカレーがあったので、それで何とか朝食は済ませた。この日6／27（日）は銀座にアロマテラピーのセミナーを受けに行くことになっていた。セミナーは10:00に始まるので、8:45には家を出なければならない。それに合わせて8:00から8:40まで再びnanahoshi先生の治療を受ける。

そして駅に向かうために家を出たのだが、一歩歩くたびに左肩に痛み（時には激痛）が走り、ツラくてしようがないので、途中で引き返すことも考えた。しかし、このまま引き返すにしても結局は歩いて帰らなければならないのだから、痛いのは同じかと思って、そのまま駅に向かった。

アロマのセミナーでは、私がそんなことになってしまったということに皆が驚き、講師の先生には、ペパーミントなどがブレンドされた痛みをとる働きに優れるというオイルを使ったケアや、エーテル体レベルへの働きかけ？までしてもらった。

こうして受けてきたnanahoshi先生の治療とエッセンシャルオイルによるケアなどが効いたのか、その日も午後になると、動かさなくても痛かったのが、動かさない限りはそれほど痛くない、というところまで行った。といっても、ほんの少しでも動かすと痛み／激痛が走る状況は変わりなく、家まで帰るのが本当にツラかった。それでも、月曜日からは自分が患者を診なければならない。その月曜日からの話は２に続く。