平和国家という虚像

「平和国家の歩み」尊重＝武器新三原則の前文判明―政府(時事通信) - goo ニュース

日本は平和国家だという話をよく耳にするがとんでもない話です。これは日本の実力で平和を
守れた訳ではなく、実際は米国の核の傘に守られた平和だという事を忘れてもらっては困る。

もし米国がいなかったら日本は戦後すぐにソ連の侵略を受けていたでしょう。最悪、南北に
分断されていたかもしれない。北海道は今の日本領ではなかったかもしれない。
そういう危機的な状況だった筈です。

上の記事の新三原則を見る限り、まだまだ平和ボケの政治家が多い事に愕然とさせられます。

専守防衛などという軟弱な防衛体制などは即刻やめて、強力な防衛体制を敷くために
武装中立国家を日本は目指すべきです。徴兵制などいりません。高度な兵器と人材を育成すれば
いくらでも日本の自衛隊は強くできます。

あと非核三原則を守るというのならそれにかわる兵器の開発をすべきです。やる事をやらなければ
日本という国を守る事はできません。米国にだけ頼ればいいという時代は終わりました。

平和を守るには結局、軍事力がものを言います。外交力や経済力も軍事力を背景としているから
カードとして使えるのです。仮に経済力だけで交渉しても軍事力がないから足元を見られて
いろいろ高いお金を請求されるだけです。

北朝鮮という破綻寸前の独裁国家がいまだ健在なのも核の力と中国という巨大な軍事力を
もった国家が後ろ盾としてあるからあれだけ好き勝手出来るのです。

日本はそれらと真正面から対峙していかなくてはいけません。
平和国家を語る前に日本政府はやるべき事をやるべきです。軍事力の強化を怠れば
平和というものも、いずれ外国軍の侵略によって終わる時が来るかもしれません。

それだけは何としても阻止すべきでしょう。