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人工衛星から見た夜の地球

2014-03-19 11:41:56 | インポート
 以前にも書きましたが、英語の授業を行う教室には英語の世界地図が貼ってあります。これはよく見る日本が中央に描かれているものではありません。西経・東経0度が中心、そうイギリスのロンドンが中央に配置されている世界地図です。普段とは勝手が違うので子どもたちは初め戸惑いますが、だんだんと慣れてきているようです。英語の授業で国名や地名が出てくるとこの地図で確認しています。
 さて、新しい世界地図を教室に掲示しました。これは「人工衛星から見た夜の地球」を表したものです。全体が黒く、ぼんやりと大陸が見える程度。そこにオレンジや黄色で明るい部分が散らばっています。明るい部分が人が住み、活動をしているところ、というわけです。すると早速ある生徒が、「先生!なんで日本の左上の方は真っ暗なの?」と尋ねてきました。「それはそうだよ。そこはロシアでもほとんど人が住んでいない地域だよ。だって、ここが北海道でしょう、その上の方となると、どれだけ寒いか想像つく?」こんなやり取りが続きます。アフリカ大陸ではナイル川の川の形がそのまま黄色く光っています。こんなところから世界地理の勉強を始めていくのも楽しいです。
 創研塾では、ただテキストを覚えるという指導ではなく、多少時間はかかっても子どもたちの興味をひきだし、色々と考え想像しながら学ぶことを指導しています。

参考:人工衛星から見た夜の地球