オカシのキモチ

日々の昼ごはんとお菓子作り、
そして休日は散策という名の食べ歩き。
食いしん坊夫婦の備忘メモです。

お得な切符『青春18きっぷ』の旅 2016冬(千葉篇その1 成田でウナギを食べよう!)

2016年12月27日 | ├ 千葉県
年の瀬ではありますが、
年末にかけて残業続きの妻(自分もw)を労おうと先週の3連休の一日を使って、
日帰り旅行にでかけました

収入が少々増えたとはいえ、無尽蔵に使えませんからね、
久しぶりにJRの“お得なきっぷ”「青春18きっぷ」を使っての“鉄道ぶらり旅”です。

前述のように、この切符はJR線の普通・快速列車の普通車自由席および
BRT(バス高速輸送システム)やJR西日本宮島フェリーが自由に乗り降りでき、
年齢に関わらず利用可能で、“1人で5日間の旅行”や“5人グループでの日帰り旅行”など
工夫次第で、とても便利な切符かと。

■青春18きっぷ:冬季用
*発売期間:平成28年12月1日(木)~平成28年12月31日(土)
*利用期間:平成28年12月10日(土)~平成29年1月10日(火)
※今年の春季・夏季の発売は終了

*価格:11,850円(おとな・こども同額)
※利用条件の詳細はこちら:ttps://www.jreast.co.jp/tickets/info.aspx?GoodsCd=2234



▲駅改札口には[成田]と書かれた提灯がお出迎えb

細かいことはさておき、旅の(必須)目的はズバリ“成田でウナギを食べよう”を念頭に、
まずは東京駅から総武線快速[快速エアポート]に乗車して、一路[成田駅]へ。
(この往復で取り急ぎ、電車賃の元が取れてしまいます)



▲新勝寺へと誘う趣のある参道には“美味しい”香りが既に漂っていますw

成田といえば...
初詣でお馴染みの「成田新勝寺」につながる成田参道は、
約60店舗ものうなぎ料理店が並ぶ関東有数の「うなぎの町」。

そんな古くからうなぎの食文化が発展した激戦区の成田にあって、
3店舗を構える老舗『川豊』に足を運びました。



▲2階の座敷に案内されました

創業105年余りの建物は1917年建築の以前は「旅籠」として活用されていたもの。
築約100年の純日本家屋とあって、門前町の雰囲気を醸し出し、
これだけで旅情気分を一層盛り上げてくれます。


今やコンビニ弁当のうな重でさえ3000円を下らない昨今のせいか、
川豊のうな重は2,500円からと気のせいかリーズナブルに感じてしまいます。
(うなぎは比べる対象が少ないですから:笑)
-------------------------
■おしながき(税込価格)
*うな重(2/3尾):2,500円
*上うな重(1尾):3,100円
*特上うな重(1.5尾):4,100円
*しら焼き:2,600円
*蒲焼:2,300円
*上蒲焼:2,900円

*きも吸:100円
*鯉のあらい:860円
*鯉こく:700円
*ほね煎餅:430円
*おしんこ:430円
*きも煮:570円

-------------------------
とはいえ、ここまでやってきて2/3尾ではあまりにも空しいので
「上うな重」ときも吸を一緒に注文しました。




で、今年の“誕生日”以来のうな重と御対面w

お重に箸を入れるとスッと解れる柔らかさを残しつつ、
香ばしい表面に纏った“照り”は期待を裏切らない美味しさ。

創業以来、継ぎ足されているという「タレ」は、甘過ぎず、
食べた瞬間に鰻の脂と共に風味と旨味を底上げするような、
サッパリとしつつも凝縮したコクを感じます。




察するに“継ぎ足し”だけでなく、幾度となく鰻をタレに潜らせることで、
その脂や旨みが長い年月をかけて染み込み、凝縮することで
店の個性たるタレが熟成されているのでしょう...奥行きのある味わいでした。

ごちそうさんです。



▲華麗な包丁捌きを見学するなら午前中にb

そういえば、生簀から揚がったばかりのうなぎを店頭で職人たちが捌く様も見事でしたね。

うなぎは卵から育てる完全養殖ができないため、天然の稚魚から育てるのが一般的。
その稚魚が年々減少の一途を辿っているため、養殖の制限もあって、今やうなぎは高級食材ですが、
その食文化が根ざす地に足を運んだ際は老舗の伝統を存分に感じたいですね。

次に食べられるのが何時になるか分かりませんから(笑)

(つづく)

【過去の記事より...思い出すと生唾がw】

*[東屋(あずまや)うなぎ店@荻窪]

コメント    この記事についてブログを書く
« BRUNO / コンパクトホット... | トップ | お得な切符『青春18きっぷ』... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。