桑炭会 島根県伝統の炭焼き 

松江市八雲町で伝統的な八名窯を継承し炭焼き、販売をしています。
メインテーマは自然環境保全。

6窯目の火入れ

2020年02月19日 16時05分26秒 | 活動報告

昨日の雪が残る中、炭小屋に向かうと小さな堤がある。そこの傍に植えられ

ている紅白の梅が花を開き始めていた。時期的に早いのかどうかは分から

ないが梅が咲けば春の足跡が聞こえるようだ。久々のまとまった雪も大地が

温かいのか溶けるのも早い。

修復した窯の中に入ってみる。新しく叩きつけた土は乾燥しているが小さな

ひび割れが生じていた。使用した土は山から掘り出した新しいもので所謂、

慣れていないことに加え灰の混合が必要だったかもしれない、この言は先

達のもの。修復効果についてはこれからの検証になる。

窯立て班は窯の中に入り敷木、炭木、枝木を積んでいく。外では持ち帰っ

た材料の加工が並行される。午後からは山行き隊もでき数人で倒したカシ

の回収、少量ながら伐採を行う。

作業が目まぐるしく行われるのには訳がある。作業を一段落させ夕方から

懇親会を予定していたからである。

窯は障壁、焚口をつくり終え15時30分に火入れとなり、山行き隊が帰還す

るのを待ち解散する。新たに始まった窯は窯の温め方を(材料の乾燥)ゆっ

くりとしてみようということになり、明後日に点火させる予定。

今宵はばっくらとしてお酒でもいただきますか・・・

   9時ごろ

  昼前窯立てをほぼ終える

   材料の加工

    障壁づくり

   15時30分火入

  伐採現場への途中、秋吉地区

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