初仕事は年末に窯籠めした炭を取り出すこと。昨日からの雪は予報を違わずそこそこ
の雪を運び、朝からの作業は急きょ午後からに変更になった。それならと自宅前の雪か
きに精を出した会員もいたものと思われる。
雪が降っただけならそうでもなかろうが凍みたことにより旧市内では学習能力のない渋
滞が繰り返されていたようだ。今回の寒波のピークは過ぎたのだが明日までぐずついた
模様になるとの予報。
さて、窯は開けてみると壁際は左右対称で残り、炭全体は奥に向かってきれいに傾いて
いた。壁に空気漏れなどの異常があると減り方に差が出て対称とはならない。窯の中に
入りせっせと炭を送り出す、選別、種類別に袋詰め、予約に応じた切り炭づくりなどなど
を黙々と進めるに従ってマスクの隙間から炭の粉末が炭焼きの象徴、隈取りを描いてく
れる。マスクをとれば吹き出したくなるような炭粉芸術の競演。
今回の仕上がりは294Kg、ここのところ大体この辺りで落ち着いている。有難いことか情け
ない事か、予約分をはき切れず初荷となりにけり。
初仕事に続いて新年会は17日、今回の雪で材料調達の山行は今のところ予定がたたず。
窯近くの池、羽交いを休める鴨一羽あり
炭窯の様子
切り炭づくり
切り炭の袋詰め
チェーンソーの刃研ぎ
カシ炭の袋
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