走快エイトの気まぐれ人生

家族・スポーツ・スペシャルオリンピックス・教育・消防団・仕事・テレビ番組などの話題を、気ままに綴っていきます。

楽しみな新人

2009年08月21日 23時34分46秒 | 職場21年度(東京)
4月に採用され晴れて社会人になったA君は、先日30歳になったそうです。つまり、公務員試験の年齢制限ギリギリで合格したラッキーな人物なのです。本人は出身大学を頑なに答えませんが、課長が大声で「君が通っていた赤門はね…」などとよく話していますので、東京大学の卒業生だと分かりました。気になる存在で、私もつい彼には声をかけてしまうことがありました。

社会人になって25年を過ぎましたが、初めて仕事帰りに飲みに誘って奢ってあげたのがA君でした。今まで、不思議と後輩を誘って飲みに行くという機会がなかったものですから、先日A君と初めて飲んだ際は、ようやく自分も後輩を育てる立場になれたのかなと感じました。A君は研修所の寮に入り、1カ月程度の初任科研修を受けてきましたので、戻ってきてからも二人で飲みに行きました。

別に店で奢ったからというわけではありませんが、二人で飲みに行ってからは、彼に仕事の手伝いを個人的に頼んだり、業務上のミスも遠慮せず叱ることが出来るようになりました。彼は、性格的に誰とでも上手く合わせる事が出来る社交術を身に付けているのかもしれません。研修前と後では職場の内部異動で業務が変わったとうのに、日々進歩を続けている彼の姿を見ていると嬉しくなります。

長男が来年成人式を迎えるのですが、近い将来、A君のように職場の仲間から好かれるようになれたらいいなと思います。実は、年齢だけでいうと、彼より若いが採用は5年先輩という女性職員や、たいしてA君と年齢が変わらない中堅の男性職員もいまして、ちょっと不思議な気がします。そう言えば、はっきり確かめていませんが、私と直属の上司にあたる係長も殆ど年齢が同じだそうです。