走快エイトの気まぐれ人生

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メール人格?

2007年06月25日 16時30分52秒 | その他
先日、ネットで偶然見かけた記事が気になりました。「リアルの人格」とは別に「メール人格」というのが存在し、メールの中身と書いた人の人格が全然つながらないことがあるのだそうです。確かに、そうなると、どっちが本当の人格なのか頭が混乱してしまいます。通常は、両方がリンクするのですが…

例えば、普段は無口で付き合い下手のような方なのに、メールの文面だけ見ていると、絵文字を効果的に使ったり、全く違う人のように陽気で明るい感じのする知り合いがいます。記事の中では、現代人のコミュニケーション問題に詳しい社会学者の鈴木謙介氏の発言が次のように掲載されていました。

「相手の表情などを読み、コミュニケーションの取り方がリアルタイムに変化する会話などと違い、メールというのは相手と直接向き合わないコミュニケーションです。さらに、書いたことを一発送信できてしまうため、負荷が少ない。なので、キャラや感情が露骨に反映されやすい。

これが過剰に表れると、リアル人格とのギャップが大きい『メール人格』になると思います。特に、ビジネスメールの場合は用件を的確に伝える必要性があるため、書き方もクールになりがち。(中略)いずれにせよ、相手が見えないためにメッセージを深読みしてしまうのはよくあること。

そこから生じる誤解や摩擦も多々ありますよね。それを防ぐためにも、書き手と読み手、双方の心配りが必要です」とのことでした。メールで人格が変わりすぎるのも、逆に文面を深読みしすぎるのも、気をつける必要があると思います。難しいですが、もはや無視できないほどメールは日常化しているということなのでしょう。