走快エイトの気まぐれ人生

家族・スポーツ・スペシャルオリンピックス・教育・消防団・仕事・テレビ番組などの話題を、気ままに綴っていきます。

見ることvsやること

2007年03月19日 21時19分55秒 | スポーツ一般
現在は、スポーツ、政治、経済、社会、娯楽などの分野に関する様々な情報が、各種のマスメディアを通じ洪水のように流されてきています。その気になれば、自宅にいながらにして、いくらでも情報を収集することが出来る時代になりました。自分が求めている情報との関わり(信用の度合い、価値、利用方法)等、昔では考えられないような高度な判断能力が個人に求められてきています。

ですから、一般庶民の私たちでさえ、少しの特技をもっているくらいでは評価されないようになってきました。私たちの「目」は情報に慣れてしまい、少しできたぐらいでは「当たり前」と見られてしまうようです。ちょっと難しい話になってしまったので、分かりやすく一例を挙げると、テレビでマラソン観戦をしている際に、男子なら2時間10分を切らないと駄目とか話す評論家ぶった人を時々見かけます。

実は、私もそういう時がありました。10回以上マラソンの完走経験があり、マラソンを走ることがどれだけ大変か、身をもってわかっているはずなのに・・・。恥ずかしい話ですが、間がさすとにわか評論家になってしまう私がいます。多分、普段身体を動かしていない、又は走ることに慣れていない人なら50メートル走るだけでもきついのではないでしょうか。これって、どのスポーツも同じようなことが言えると思います。

走ることで言えば、いきなり1キロメートル走ることは、心臓が口から飛び出るほどきついはずです。定期的に走っている私でさえも、しばらく走らない日が続いた後に走る際は、いかに練習をさぼったのか、全盛期に比べ身体にガタがきているか身をもって感じさせられます。多くの皆さんも、外野から見ることと、実際にやってみることでは月とスッポンほど違うことを実感すると思いますよ。