走快エイトの気まぐれ人生

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人権教育セミナーに参加

2007年02月20日 13時17分07秒 | PTA&学校(~18年度)
今日は夜勤でしたので、3時間の有給休暇を利用し、久しぶりにPTAと関わりのある講演会に参加してきました。講師は茨城大学生涯学習センター助教授の長谷川幸介先生で、演題は「家庭と社会における人権問題」でした。この行事は町教育委員会の他3団体が協賛しており、①町人権教育セミナー②家庭教育講演会③町婦人会研修会といった3つの表示がされていました。

私は、町P連会長をしていた年に、この行事である講師の先生と会食する機会がありました。その時の講演で「千の風になって」の詩を初めて紹介され、公演終了後には楽屋で詩の音読をさせてもらい、先生から上手だと褒めて頂いたことを覚えています。さて、今日の講演会ですが、大人の世界は「職」「役(地域のボランティアや家庭の役割など)」2つの世界があり、子どもの世界にも同様に「学校」「家庭」があるという話が出てきました。

「職」「学校」は、肩書きや成績など『比べる世界』であり、全ての人に平等に流れるカチカチ時間という言い回しには笑えました。この時間は、ストップウオッチが後ろから追いかけてくる感じだとか。それに対して、「役」「家庭」は、比べようがない「かけがえのない世界」であり、選んだ(参加した)人にだけ訪れる不平等なサラサラ時間。砂時計の砂が落ちていくようで、必ず前に進む感じだそうです。

私自身、けっこう役を多く引き受けているし、それほど会社人間とは思いませんが、「職」のことで思い当たる点がありました。あと、子どもの4つの力として、①学力②学ぶ力③生きる力④周りを明るくする力があることを学びました。①は主に学校の成績が関っており、「差の力」つまり引き算の発想、②③は人と協力して作り出す足し算の発想なのだそうです。先生は、肩書きと違い堅苦しい感じがせず、親しみやすく語られ、参加者は皆が大満足だったと思います。