曽我部絵日記

曽我部昌史の写真絵日記

2015年8月31日~9月6日

2015-09-07 | 日記
9月6日(日)
「対岸から見る宿@グリーン・ヴィレッジ(バリ・インドネシア」

同じような大型竹コテージが数棟並ぶ。それぞれにオーナーがいて、それを借り受けて外部からの宿泊向けにしているとか。オーナーの所有物と思われるものが、ところどころにある。構成としては、我々の泊まったものは最上階(3階)がアプローチ兼リビングダイニング。2階には寝室が二つと水回り。1階はメインベッドルームで、さらに下に降りるとお風呂。一番下まで行くと竹吊り橋に。


「ハシゴもハンガーパイプ(?)もハンドルもみんな竹製@グリーン・ヴィレッジ(バリ・インドネシア」

ディテールとかも観察。ベトナムのように肉厚の竹が構造になっているというわけではないけれど、基本的にはボルトかラグスクリュー?。木口にモルタルが埋めてあるけど、かならずしてもボルト部を埋めているわけではない。こまかなところにも竹を使っているのは、工夫を楽しんでいるってことか(家具扉の下地補強も竹だった)。


「凸凹コンクリート面のタワー@MAYA SANUR RESORT(サヌール・バリ)」

サヌールなどに行き、昼食。イカプトラさんの友人が設計をしたという新しいホテル。みかんぐみで進めている某プロジェクトの、とある部分のデザインに似ているような気も。。。パクリ疑惑とかいわれたらイヤだなあ。まあ、装飾でやっているわけではないし、こうはならないか。。。(悩)。イカプトラさんは昼過ぎに、永田さんは夜に帰路に。


9月5日(土)
POTATO HEAD@クタの少し北(バリ・インドネシア)」

飛行機が遅れて夜中の3時に到着したというイカプトラさんご夫妻と合流し、グリーン・スクール方面へ。途中、イカプトラさんの友人が手がけたカフェに立ち寄る。木のガラリ扉の外壁。内部の間仕切りや天井にも。中にはいると、海に面したリゾートっぽいカフェ。


「今日の部屋(?)の入口@グリーン・ヴィレッジ(バリ・インドネシア)」

まずは宿泊をするグリーン・ヴィレッジへ。あらゆるものが竹で出来ている。噂には聞いていたけれど、気密性はないので、外気が通り抜ける。トイレやシャワーの間仕切りは、あるにはあるけどスキ間だらけ。床は割った竹を縦に使うのが基本みたい。写真じゃわからないことがいろいろとわかってくる。


「車のフロントガラス製屋根@グリーン・スクール(バリ・インドネシア)」

グリーン・スクールの見学ツアーの開始時間が迫っていたので、すぐに移動。川を挟んで、スクールとヴィレッジのエリアが隣接しているけれど、基本的には外から車で回る。自分で考える習慣をつけ、実践的に学習をするというスタイルの学校。リサイクルにも注力していて、温室的な場所の屋根には車のフロントガラスが使われている。スクールの一部のホワイトボードにも。


「靴入れ@グリーン・スクール(バリ・インドネシア)」

新しい竹製建物の建設が進んでいる。既にかなりの規模。完成した建物では金属部材を竹でカバーしているのでわかりにくいけれど、建設の様子から少しディテールがわかってくる。あらゆるものが竹製。大三島の休憩所で、学生たちが竹を縦に割いたものを用いる壁を実践していたけれど、より発展的な検討が進んでいる。水力発電なども(ブログでは書ききれない)。


「ウブドの街並み@バリ(インドネシア)」

夕食の前にウブドを散策。クタのような大騒ぎな盛り上がりではなくて、割りと落ち着いた観光地。街灯はほとんど無くて、店舗の光が歩道側に漏れ出る。レストランの演出的な照明も映える。小倉のサンロードでの検討にも参考になる風景。僅かながら街灯はあるものの点灯していない、っていう写真を撮ったんだけれど、しばらくしたら点灯していた。あまり役にはたっていないけど。


9月4日(金)
「サテライトへの連絡通路@成田空港第2ターミナル(成田空港)」

朝、成田へ。初めてのインドネシア。バリのグリーン・スクール視察&ジョグジャのカンポン改善策視察。サテライトへの通路がオープンしていた。8月のベトナムからの帰りにも通ったんだけれど、気がつかなかった、、、。割りと贅沢なスペース。確かに、チョットだけの移動のために到着を待たないといけなかったシャトルよりもずっといい。


「ジャカルタ市内の夜景@機上(ジャカルタ→デンパサール)」

ジャカルタで乗換。ゲートが変更になっても、出発便リストのディスプレイには反映されていない。。。ゲート前に便名の表示もないので迷う。基本は、現地係員に聞く、ってことみたい。順調にデンパサールに到着。プラスアーツ永田さんと合流し、飲みに行く。それにしてもすごい渋滞。


9月3日(木)
「記念碑@中目黒某所の児童公園(中目黒・東京)」

翌日からの出張の余波で、終日色々な打ち合わせ。朝一での打ち合わせに向かう途中、いままで気付いていなかった石碑が気になる。手前の角の建物を解体したせいで、目につくようになったか。土地区画整理に尽力した方々の記念らしい。


9月2日(水)
「島之内教会@長堀橋と日本橋の間くらい(大阪)」

朝一で大阪へ。一つ目の打ち合わせから二つ目の打ち合わせまで歩く。途中、目を引く建物。携帯で調べると、中村鎮設計の中村式鉄筋コンクリートブロック造の教会で、登録有形文化財らしい。興味深い。横浜市長公邸の構造も中村式で中村建築研究所の施工とwikipediaに書いてある。施工もしていたわけか。いずれ、もうちょっと調べてみよう。


「打ち合わせ@KIITOの展示室(三ノ宮・神戸)」

神戸に移動して、ライフ・イズ・クリエイティブ展の打ち合わせ。高齢者の諸課題にクリエイティブな活動を通して答えようというラボを複数立ち上げて、その活動状況を公開するという展覧会。会場構成の施工にも、高齢者チームと共に臨む(予定)。展示室で広さをイメージしながらの打ち合わせ。


9月1日(火)
「とりのまち、一端退却@サンロード(小倉・福岡)」

CCAのワークショップが終わったのもつかの間、サンロードに移動して、アーケード撤去後の路盤整備に向けた準備の一環で、少し前に設置した「とりのまち」を学生たちが取り外す傍らで、照明の計画についての相談。店から漏れ出す明かりを活かした、街灯の少ない計画にしようとしているんだけれど、どうなるか。


「防府にかかる虹@機上(北九州→羽田)」

夜のJIA神奈川の打ち合わせに向けて、横浜にもどる。雲の切れ間から山口の街を追いかけていたら、防府の上空で虹が縦に渡る。虹の左右で彩度がちがって見えるのが面白い。


8月31日(月)
「天井裏探索@八幡市民会館(八幡・北九州)」

CCAでのワークショップ最終日。学生たちが発表準備をするなか、五十嵐太郎さん、笠原一人さんらと、さらにディープな市民会館探索。今回の滞在中、市民会館は三回目。午後は、学生たちの発表を聞いてから、五十嵐さんの基調講演に続いて、笠原さんに倉方俊輔さんを交えたトーク。みんな、引き出しのレンジが多様で時間が足りない感じ。焼き鳥屋で打ち上げ。

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