4月1日(日)
「解体@神奈川大学」
朝から大学で打ち合わせ。シアトルでの数日の間に解体は進み、山口文象の建物がまた消えた。シアトルで再生のプロジェクトをたくさん見た後ということもあり、少々複雑。彼の地では、100年以上経つ木造(!)の5,6階建てのビルを補修して使っている。地震があるのは日本と同様。あちらが大丈夫かどうかは判らないけれど。
3月31日(土)
「スタバ一号店@パイクマーケット(シアトル)」
30日の午後のった飛行機が(ちょっと遅れたのもあるけど)、成田についたら31日の夕方6時過ぎ。バスとタクシーで帰ったら夜9時を回っていた。そんな一日(?)なので、写真は撮ってなかった。スタバの一号店はパイクマーケットの前。記念のTシャツとかカップとか売ってる。買わなかったけど。
3月30日
「EMP@シアトル・センター」
シアトル最終日。午後の飛行機なので朝は時間があったので、モノレールでシアトルセンターの建築群を見に。1962年の万博の時につくられたエリア。ミノル・ヤマサキの建物とか、当時のパビリオンを中心に新しいものが追加されている。ゲーリーのは異常な存在感だし本当によくつくったと思うけれど、ロケーションのせいか、不思議な偽物感が。
「モノレール駅@ウェスト・レイク(シアトル)」
ホテルからはモノレールで往復。駅は百貨店の一部分に入っていて、建物の側面に直接列車がくっつくように停車。これも博覧会の時にできた1962年製。途中駅はない。
3月29日(木)
「住宅@クイーン・アン(シアトル)」
郊外の住宅地、ウェスト・シアトルにあるハイポイントで、今日的住宅地開発の背景を聞きながら現地視察。ものすごく分厚い仕様書で、ソシアルミックスが自然に生まれるようにコントロールされているとか。外観はちょっとわざとらしいか。午後は高級住宅エリアのクイーン・アン。ここに事務所と自宅をもつ Geoffrey Prentissの家を拝見。贅沢。
「ガスパーク@ユニオン湖の北(シアトル)」
ブラウンフィールドを生かした計画の元祖、ガスパーク。古いガス工場がそのままシンボルとして配置されている。フェンスで囲まれているので、登れるわけじゃないけど、この意外な感じが不思議と公園としては良い雰囲気を引き寄せる。別の古い機器が置いてある上屋の下では、なんだか、パンツ一枚の不思議な少女達が。コスプレ?
「発電所@イーストレイク(シアトル)」
こちらは、もと発電所。手前のちらっと見えている上屋が水力発電。大きいのが蒸気。煙突はレプリカらしい。バイオ関係の会社が買い取って、リノベーションをしたらしい。この後、スカルプチャー・パーク、ボランティア・パーク、シアトル美術館と回って、盛りだくさんな一日が終了。案内をしてくれた方々に感謝。
3月28日(水)
「教会@シアトル大学(シアトル)」
朝一はシアトル大学の教会。スティーブン・ホール。いかにもスティーブン・ホール。熟達した手法の組み合わせで出来ていて、美しいけれど、デザインをする立場にとっては驚きがないというか、ちょっと嫌みな感じ?。
インターナショナルディストリクトに行って、一昨日約束をしていたNPホテルの見学。もと単身の日本人労働者向け宿舎だったところで、今は、低所得者向け住宅になっている。成立の背景が日本とはいろいろ異なる。
「アンダーグラウンド@シアトル」
午後はアンダーグラウンドのツアー。昔の大火で沿岸に広がる都市部30ブロックくらいが消失し、再建に際して当時の大問題だった下水の逆流(満ち潮時に、トイレから汚物が吹き上げていたとか)を解決するために、約1層分かさ上げを決めたエリア。かさ上げが完了した頃には、待ちきれずに元の地面に再建した建物がたくさんあって、それらの前の歩道と1階部分が地下に埋まることに(詳細プロセスは省略)。文字通りのアンダーグラウンド。写真左手が建物外壁(燃えないように石の建物)、右手が道をかさ上げしたときの擁壁。で、もと歩道の上に、新しい歩道というか地面。
「フリーウェイ・パーク@シアトル」
OMAの図書館(不思議な外部感がある独特の空間で、しかも、昔のOMAの建築のような二枚舌的エクスキューズが無いのが面白い)、フリーウェイパーク(ハルプリン)、レイニアー・タワー(ミノル・ヤマサキ)などを回って、この日は終了。写真はフリーウェイパーク。本来は水が流れているらしい。
3月27日(火)
「ポスト@ワシントン大学(シアトル)」
朝からワシントン大学探索。でかいし大学らしい贅沢な空間が広がる。図書館とか、居るだけで賢くなりそうな雰囲気だし。羨ましがっていてもしようがないか。どういうわけか、郵便ポストに布製のカバーがしてあった。
「内部吹き抜け@ワシントン大学(シアトル)」
午後は、都市計画の学科でちょっとだけレクチャー。黄金町と寿町の話を紹介。この学科の建物はグルド・ホールという、ワシントン大の建築学科を立ち上げた建築家グルドにちなんだ建物。グルドはシアトルでは有名な歴史的建築家で、アジア美術館とか、オリンピックホテルとか、大学内の建物とかいろいろあるけど、作風が多様すぎて不思議。渡辺仁みたいなかんじ?
「寿司@I Love Sushi(シアトル)」
学科の方々と寿司屋に。カジュアルな店で、時々ビックリする中身の巻物とかあるけど、予想以上に普通。午後に話した内容がきっかけで、夏のソウルの会議に誘われる。いろいろと繋がっていくのがうれしい。
ホテルの前を通り過ぎて、先生方と別の寿司屋に。今度はワサビっていうおしゃれバー風の店。おいしい。翌日が内田先生の誕生日というのが判って、12時を回るまで粘ってたので、ホテルに戻ったら夜中。
3月26日(月)
「坂@パイク・マーケット近く(シアトル)」
朝、大学でちょっと作業してから、成田空港へ。デザインコースの先生たちとシアトル。
ついたら、まだ26日の朝。さっそくパイクマーケットなどを探索。それにしても、綺麗に整った街。クラクションも聞こえなければ、道に落ちているゴミもないし、みんな親切。
起伏のある地形に均質なグリッドを被せているので、場所によってはものすごい坂。ユニバーサルデザイン的には問題もあるかもしれないけれど、空間体験的にはいろいろ面白いことが起きている。
「トンネルバス@シアトル」
午後は、地下の道を走るバスに乗って、インターナショナルディストリクトへ。トンネルの道路には線路も敷設してあって、トラム(っていうか地下鉄?)もバスも地下道を走る。中心エリアの渋滞解消のためらしい。
宇和島屋(アジア雑貨スーパーマーケット)で歴史の話を聞く。20世紀の初めに労働者として集まった日本人向けに、カマボコとか薩摩揚げとかを売ったのがはじまりらしい。
「パナマホテル@インターナショナルディストリクト(シアトル)」
シアトルで初めての日本人建築家によってデザインされた建物。日本人労働者向けにつくられたものらしい。地下には銭湯もある。外観からはどうにも信じられなかったのだけれど、木造らしい。ジョイントはスチール。水回りがないのが厳しいけれど、部屋の雰囲気は悪くない。右手にあるキャビネットは、冷蔵庫の箱を素材に使っているみたいで、裏を覗くとゼネラルモーター製冷蔵庫の表示が。GMは冷蔵庫も作っていたのか。
「解体@神奈川大学」
朝から大学で打ち合わせ。シアトルでの数日の間に解体は進み、山口文象の建物がまた消えた。シアトルで再生のプロジェクトをたくさん見た後ということもあり、少々複雑。彼の地では、100年以上経つ木造(!)の5,6階建てのビルを補修して使っている。地震があるのは日本と同様。あちらが大丈夫かどうかは判らないけれど。
3月31日(土)
「スタバ一号店@パイクマーケット(シアトル)」
30日の午後のった飛行機が(ちょっと遅れたのもあるけど)、成田についたら31日の夕方6時過ぎ。バスとタクシーで帰ったら夜9時を回っていた。そんな一日(?)なので、写真は撮ってなかった。スタバの一号店はパイクマーケットの前。記念のTシャツとかカップとか売ってる。買わなかったけど。
3月30日
「EMP@シアトル・センター」
シアトル最終日。午後の飛行機なので朝は時間があったので、モノレールでシアトルセンターの建築群を見に。1962年の万博の時につくられたエリア。ミノル・ヤマサキの建物とか、当時のパビリオンを中心に新しいものが追加されている。ゲーリーのは異常な存在感だし本当によくつくったと思うけれど、ロケーションのせいか、不思議な偽物感が。
「モノレール駅@ウェスト・レイク(シアトル)」
ホテルからはモノレールで往復。駅は百貨店の一部分に入っていて、建物の側面に直接列車がくっつくように停車。これも博覧会の時にできた1962年製。途中駅はない。
3月29日(木)
「住宅@クイーン・アン(シアトル)」
郊外の住宅地、ウェスト・シアトルにあるハイポイントで、今日的住宅地開発の背景を聞きながら現地視察。ものすごく分厚い仕様書で、ソシアルミックスが自然に生まれるようにコントロールされているとか。外観はちょっとわざとらしいか。午後は高級住宅エリアのクイーン・アン。ここに事務所と自宅をもつ Geoffrey Prentissの家を拝見。贅沢。
「ガスパーク@ユニオン湖の北(シアトル)」
ブラウンフィールドを生かした計画の元祖、ガスパーク。古いガス工場がそのままシンボルとして配置されている。フェンスで囲まれているので、登れるわけじゃないけど、この意外な感じが不思議と公園としては良い雰囲気を引き寄せる。別の古い機器が置いてある上屋の下では、なんだか、パンツ一枚の不思議な少女達が。コスプレ?
「発電所@イーストレイク(シアトル)」
こちらは、もと発電所。手前のちらっと見えている上屋が水力発電。大きいのが蒸気。煙突はレプリカらしい。バイオ関係の会社が買い取って、リノベーションをしたらしい。この後、スカルプチャー・パーク、ボランティア・パーク、シアトル美術館と回って、盛りだくさんな一日が終了。案内をしてくれた方々に感謝。
3月28日(水)
「教会@シアトル大学(シアトル)」
朝一はシアトル大学の教会。スティーブン・ホール。いかにもスティーブン・ホール。熟達した手法の組み合わせで出来ていて、美しいけれど、デザインをする立場にとっては驚きがないというか、ちょっと嫌みな感じ?。
インターナショナルディストリクトに行って、一昨日約束をしていたNPホテルの見学。もと単身の日本人労働者向け宿舎だったところで、今は、低所得者向け住宅になっている。成立の背景が日本とはいろいろ異なる。
「アンダーグラウンド@シアトル」
午後はアンダーグラウンドのツアー。昔の大火で沿岸に広がる都市部30ブロックくらいが消失し、再建に際して当時の大問題だった下水の逆流(満ち潮時に、トイレから汚物が吹き上げていたとか)を解決するために、約1層分かさ上げを決めたエリア。かさ上げが完了した頃には、待ちきれずに元の地面に再建した建物がたくさんあって、それらの前の歩道と1階部分が地下に埋まることに(詳細プロセスは省略)。文字通りのアンダーグラウンド。写真左手が建物外壁(燃えないように石の建物)、右手が道をかさ上げしたときの擁壁。で、もと歩道の上に、新しい歩道というか地面。
「フリーウェイ・パーク@シアトル」
OMAの図書館(不思議な外部感がある独特の空間で、しかも、昔のOMAの建築のような二枚舌的エクスキューズが無いのが面白い)、フリーウェイパーク(ハルプリン)、レイニアー・タワー(ミノル・ヤマサキ)などを回って、この日は終了。写真はフリーウェイパーク。本来は水が流れているらしい。
3月27日(火)
「ポスト@ワシントン大学(シアトル)」
朝からワシントン大学探索。でかいし大学らしい贅沢な空間が広がる。図書館とか、居るだけで賢くなりそうな雰囲気だし。羨ましがっていてもしようがないか。どういうわけか、郵便ポストに布製のカバーがしてあった。
「内部吹き抜け@ワシントン大学(シアトル)」
午後は、都市計画の学科でちょっとだけレクチャー。黄金町と寿町の話を紹介。この学科の建物はグルド・ホールという、ワシントン大の建築学科を立ち上げた建築家グルドにちなんだ建物。グルドはシアトルでは有名な歴史的建築家で、アジア美術館とか、オリンピックホテルとか、大学内の建物とかいろいろあるけど、作風が多様すぎて不思議。渡辺仁みたいなかんじ?
「寿司@I Love Sushi(シアトル)」
学科の方々と寿司屋に。カジュアルな店で、時々ビックリする中身の巻物とかあるけど、予想以上に普通。午後に話した内容がきっかけで、夏のソウルの会議に誘われる。いろいろと繋がっていくのがうれしい。
ホテルの前を通り過ぎて、先生方と別の寿司屋に。今度はワサビっていうおしゃれバー風の店。おいしい。翌日が内田先生の誕生日というのが判って、12時を回るまで粘ってたので、ホテルに戻ったら夜中。
3月26日(月)
「坂@パイク・マーケット近く(シアトル)」
朝、大学でちょっと作業してから、成田空港へ。デザインコースの先生たちとシアトル。
ついたら、まだ26日の朝。さっそくパイクマーケットなどを探索。それにしても、綺麗に整った街。クラクションも聞こえなければ、道に落ちているゴミもないし、みんな親切。
起伏のある地形に均質なグリッドを被せているので、場所によってはものすごい坂。ユニバーサルデザイン的には問題もあるかもしれないけれど、空間体験的にはいろいろ面白いことが起きている。
「トンネルバス@シアトル」
午後は、地下の道を走るバスに乗って、インターナショナルディストリクトへ。トンネルの道路には線路も敷設してあって、トラム(っていうか地下鉄?)もバスも地下道を走る。中心エリアの渋滞解消のためらしい。
宇和島屋(アジア雑貨スーパーマーケット)で歴史の話を聞く。20世紀の初めに労働者として集まった日本人向けに、カマボコとか薩摩揚げとかを売ったのがはじまりらしい。
「パナマホテル@インターナショナルディストリクト(シアトル)」
シアトルで初めての日本人建築家によってデザインされた建物。日本人労働者向けにつくられたものらしい。地下には銭湯もある。外観からはどうにも信じられなかったのだけれど、木造らしい。ジョイントはスチール。水回りがないのが厳しいけれど、部屋の雰囲気は悪くない。右手にあるキャビネットは、冷蔵庫の箱を素材に使っているみたいで、裏を覗くとゼネラルモーター製冷蔵庫の表示が。GMは冷蔵庫も作っていたのか。