Sofia and Freya @goo

イギリス映画&ドラマ、英語と異文化(国際結婚の家族の話)、昔いたファッション業界のことなど雑多なほぼ日記

ダニエル・フレッチャーを着るNEW HOPE CLUB

2022-07-15 10:35:59 | ファッション

Netflix「ネクスト・イン・ファッション」を見て以来ファンになったデザイナー、ダニエル・フレッチャーが「USAツアーに衣装協力をさせてもらっていありがとう」とアップしたInstagram動画で知ったイギリスのミュージシャン「NEW HOPE CLUB」。

上の動画でもダニエルの服着てます。ポケットなどのパイピングでそれとわかるデザイン。実はコロナでロックダウン中に作られた曲とのことですが、ロシアのウクライナ攻略にもシンクロしてしまっています。

曲はアコースティックで往年のUKネオアコ、オレンジジュースとか思い出すなあ。あれもかわいかった。

彼の服は俳優のジョー・ロック(「ハートストッパー」)やオーリー・アレクサンダー(「It’s A Sin」)、ミュージシャン/俳優のハリー・スタイルズやオリンピックメダリストのトム・デイリーなど可愛くて個性の強烈な著名人が着ている印象も強いですが、このNEW HOPE CLUBは3人組の隣のかっこいいお兄さん的なルックスなので逆に新鮮に映りました!

現在アメリカツアー中で、そのスーツをダニエルがデザインしたのですね。服も中の人も爽やか〜!

デザイナー本人が見た目も内面もカッコよくて、そして彼の服を着用する人たちもいちいちかわいい。そういえば、私が最近入れ込んでるスパークスのラッセルもダニエルの服じゃないかな〜という写真を見たことありますし。

下がダニエルの投稿


英国式レモネード

2022-07-14 22:00:11 | たべもの

イギリスに行ってよく注文する飲み物のひとつがレモネードです。

日本で同じレモネードと名前がついているのに加糖された炭酸水がありますけど、イギリスでレモネードと言えばレモンのシロップ漬けを水まだは炭酸水で割ったレモンの粒々が浮いてる大変レモレモしいドリンクです。

そのレモンの皮と果汁シロップがお気に入りのケーキ屋さんカフェ「ココフル」で売られています。上の写真はそちらの公式サイトより。

一眼見て気になったものの、お値段が小¥1400、大¥1950でムリ〜と思っていたのですが、6月からの猛暑に後押しされて俄然清水の舞台から飛び降りる気になりました。

しかも、いきなり。店員さんに小の倍以上入っているとアドバイスされて出来もしない暗算を脳内で試み、計算できなかったけど多分お得に違いないと大舞台に乗っちゃいました。

汗かきながら帰宅して早速作って飲もうとしたのに、輪ゴムを巻いたりゴム手袋もしたのに、蓋が開きません・・・夫の長期不在時になんという・・・

結局ネットで調べた「硬いものでコンコン蓋を叩く」「瓶の方を回す」を実践したところ、素手でパカ!!!

東京の自宅にて、氷をたくさん入れた本格レモネードがいつでも飲めて幸せです。

ところで、きっとイギリスだけでなく、他の国でもこういうレモネードは結構メジャーなんでしょうね。アメリカの映画かドラマで、子供がお小遣い稼ぎに自宅の前で自家製レモネードを売っているシーンを見たことがあります・・・中身がどんなのかはわからなかったけど。

 


ガブリエル・シャネル展

2022-07-13 00:00:00 | ファッション

東京丸の内にある三菱一号館美術館で開催中の「ガブリエル・シャネル展」に行きました。

展示内容は、デザイナー、シャネルの作品、ドレスやアウターをメインに、代表的なバッグと靴、香水と化粧品、宝飾品の展示です。

ガラスに入ったものも多いのですけど、古いものは100年前のシルクのドレスやジャケットが完璧な状態で見られます。シルク、ウール、コットン、ちょっと意外にもレーヨンもありましたが、仕立てが綺麗なお洋服の数々。

プレタポルテ(高級きせいふく)の方じゃありません、オートクチュールです。見るだけの機会でもこんなことでもなければないのが庶民ですので、チケットちょっとお高い・・・と思っても、知的財産として・・・という思考がもう庶民ね、もー

ガブリエル亡き現代もメゾン継続して、別のデザイナーが現代のお客さんに新しいデザインを発表し続けていますが、クラシックとなったシンプルでベーシックなお洋服も常に新しくし続けるってアンビバレンツなクリエイションですね。

三菱一号館美術館は明治の煉瓦造りの建築物でイギリスぽいのも魅力のひとつ。暑い夏の東京で心と魂を労わるのにおすすめです。入り口が中庭にあって植物の匂いを嗅ぎながら入場できるし、展示は2階と3階にあり中庭を見下ろすガラス張りの渡り廊下からは、地上からは見えにくいビルの上部も観察できるんです。

展示の中には、鏡を使った記念撮影スペースがあるので、お気に入りのお洋服とヘアメイクも抜かりなく!しましま親子はいい加減な格好で行って残念な結果に ↓

ところで、ファッションの展示というとロンドンのV&Aで見た「クリスチャン・ディオール」「マリー・クワント」(←秋に日本に来ます!)「アレクサンダー・マックイーン」などが思い出されるのですが、そのV&Aでこの秋「Gabrielle Chanel. Fashion Manifesto」が開催されるんです!行きたいな〜ロンドン!

 

 


ジョジョ ラビット

2022-07-12 20:28:16 | その他の映画・ドラマ・舞台

「ソー ラブ&サンダー」がよかったので、途中までしか見てなかった同じワイティティ監督作「ジョジョ・ラビット」(2019年)を見ました。

「ソー」シリーズや「シェアハウス・ウィズ・ヴァンパイア」に比べて現実的だからか、あのフワフワ感が今一つ・・・と思って入って行けなかったのですが、先日ユダヤ一家の逃避行を扱ったジュディス・カーの自伝映画「ヒトラーに盗られたうさぎ」を見たので今度は世界観に入って行きやすかったです。映画を見るにも映画体験は役に立つ。

迫害されたユダヤ民族の視点ではなく、反対に第二次世界大戦中のドイツの価値観で育った少年の視点というのは新鮮です。欧米ではタブーでもあったのでしょうけど、ヒットラー役も演じたタイカ・ワイティティ監督にはユダヤ人の血や欧米人ではない血も混じっているということも、彼の知性やセンスに加えて映画の成功に味方したかも知れません。

ところで、ジョジョの家の壁の中にいたユダヤ人の少女を演じたトーマシン・マッケンジーは、エドガー・ライトの「ラストナイト・イン・ソーホー」のヒロインの俳優さんでした!美少女なのにどこか垢抜けなく見えるところが両作品ともナイスキャスティング。きれいだったりそうでもなかったりと不安定なのでずっと見ていたくなります。

あとナチス少年隊のキャプテンのキャラが良かったです!片眼が義眼でちょっと怪人なんですけどね。

そしてまあ、最近何かと気になるドイツなんですが、この映画のエンディングがボウイのヒット曲「ヒーローズ」でこのシーンが最高にキュンなんですが、何だか歌がちっとも聞き取れない・・・と思ったらドイツ語バージョンがあったんですね!セリフは英語でしたけど、ここで気を使いました。動画見てね。

ボウイはベルリン時代というのがあって「ヒーローズ」はベルリン三部作の中の同名のアルバムでもあります。

ベルリンの壁が壊された1989年の秋、私はロンドンに住んでいてそのニュースをテレビで見てました。若者グループが壁を壊したくらいじゃ東西冷戦が終わるわけないと思いながら。ところが終わったんです。

上に貼った動画の最後にリルケの詩が出てきて、「美しいことも、恐ろしいことも/体験せよ/生き続けよ(略)」という意味のことが、ワイティティ監督のメッセージとして心に残ります。

 

 

 


ドラマ版DiscWorld

2022-07-10 10:27:49 | その他の映画・ドラマ・舞台

7日にオーディブルで発売された「Discworld The Colour of Magic」の2008年版テレビ用映画の動画です。

音声のみで聞くときにヴィジュアルが想像できるし、会話のみの聞き取りになるから追いつきやすい。少し前に動画がないか調べた時には最初(パート1)からあってその時5分ほど見ました。

それが今は4パートあるうちの2しかなく、オーディブル発売にあたり削除されてしまったんでしょうかね。なぜあった時に見ておかなかったのか悔やまれます。

ティム・カーリー(ロッキー・ホラー・ショーの人)とクリストファー・リー(声のみ)出演してます。リンスウィンド役はディヴィッド・ジェイソンというおじさん・・・

ご参考までの動画でした。

7/13追記

コメントにてgrandmaさんから教えていただきました。主役の1人ツーフラワー役のショーン・アスティンは「ロード・オブ・ザ・リング」のサム(フロドの親友)でした!視聴意欲倍増情報ありがとうございます。それと、「アメイジング・ワールド」という邦題で円盤が日本で発売されていました。出演者にジェレミー・アイアンズも含まれています。