Sofia and Freya @goo

イギリス映画&ドラマ、英語と異文化(国際結婚の家族の話)、昔いたファッション業界のことなど雑多なほぼ日記

サドルのワンコ

2015-10-08 17:37:00 | いろいろ
私のチャリはRoverというわりとカッコイイやつです。いただきもので、私のこだわりではありません。サドルは革製で茶色と黒のコンビにRoverのエンブレムがついています。



ところが路駐なので、雨が降った後は革と中のスポンジが水を吸ってしまい、表面が乾いてOKと思って乗ると、中から水がしみ出して大変なことになります。

そこで、フライングタイガーでサドルカバーを見つけて即買いしました。変な模様の赤い生き物・・・たぶん犬。実はこのワンコは2代目で、初代はショッピングピンクのアライグマでした。



口元も愛らしいんですよ



Roverのサドルは標準より縦長らしく、カバーを縦に伸ばして装着するので初代はアライグマの頭のてっぺんが切れてしまいました。赤いワンコも切れたらまたフライングタイガーに行かなくちゃいけないけど、次は何の動物なのか・・・


スコットランド:エジンバラ

2015-10-06 19:33:00 | イギリス
スコットランド2日目は、友人の家から電車で乗り換え駅のエジンバラに戻って街を歩きました。エジンバラは駅構内を見上げただけでガラス越しにお城が見えるという、中世騎士物語ごっこができるんじゃないかと期待させるものがあります。

まずは駅のすぐ近くの「バルモラルホテル」で、夏は女王様が使用中のため閉まってしまった同じ名前の「バルモラル宮殿」へ行けない悔しさを紛らわすため写真を撮りました。キルトのポーターさんも風情です。



↓ こちらも駅からすぐ近くのエジンバラ城



訪ねた日は、ミリタリー・タトゥーという軍隊の国際祭典の前日でラッキーでした。当日になると一般の人は客席のチケットがないと入れなくなり、そのチケットは非情に入手困難な人気だそうです。2013年には、なんと舞台「戦火の馬」のジョウイも参加したとのこと!!!



イギリスの代表的な軍用機スピットファイアーも発見!!マーティン!




さて、この週は、パフォーマンスアートのフェス、エジンバラ・フリンジが始まるところでした。フリンジとは、パレーズ・エンドの脚本家トム・ストッパード作『ローゼンクランツとギルデンスターンは死んだ』(1966)などが初演もした有名なフェスで、大学生時代のベネディクト・カンバーバッチも参加したという記事も読んだことがあります。この日はまだ公演はほとんど始まっていなくてスタッフ&キャストは舞台の準備&宣伝に大忙しの日でした。大通りは大道芸人に混ざってフライヤーを配る人や衣装を着てプロモーションに励む人ですごい活気でした。



東欧風のドレスの女優さん達 ↓



↓ この3人の俳優さん達は、それぞれ別の劇団の人達。快く一緒に写真を撮らせてくれました。フライヤーもいただいて見に行きたかったのですが、本格的に公演が始まるのはこの日の3日後からで残念でした・・・!



街を歩いていると、メイン会場の劇場や教会のホールなど各地で準備の人が出入りしていて、裏方をのぞいただけでもワクワクしました。


スコットランドと言えば、イギリスの代表的なイメージであるタータンのキルトやウール&カシミア製品の原産地です。いわゆる観光地のお土産屋さんもキルトは前面押しです。初めて見た時には店先にディヴィッド・テナントやユアン・マクレガーがぶら下がっているような錯覚に陥りましたが、街中あちこちにあるのでテナントやマクレガーの大売り出しみたいな感じ・・・



大売り出しでもちゃんとしたウール100%で質は悪くないんですよ。
でも、お土産屋さんだけでなく、地元の人達も愛用している正統派やちょっと個性的なお店もありました。

正統派でおしゃれなWalker Stater、ここは紳士のお店 ↓



↓ こちらは婦人服の方の店内で、子供服のコーナーのちっさなツイードのジャケットがかわいすぎです。パレーズ・エンド!



でも私ツイードのジャケットやパンツ、スカートは既に持っているので、すみません、ソックスだけ購入しました。



オリジナルのレトロなプリントとタータンの組み合わせがかわいいブティックNessは、スコットランドのキャス・キッドソンみたいでした。

写真は紹介サイトより



イギリスのロンドン以外の大きい都市は、ヨークやブリストル、カーディフなどには行ったことがあります。エジンバラはそれらとは違う規模と風格があり、それでいてロンドンともまた違い、土地に高低があるため下の写真のような、山の上のお城の優美な雰囲気が漂って、やはり歴史なら中世、そこからファンタジーへと妄想が繋がる魅力があります。




スコットランドの習い事

2015-10-05 00:26:00 | イギリス
スコットランドに友人を訪ねた時、羨ましいなあ!と思ったもののひとつに、彼女の息子さんの習い事がありました。彼は13歳でコリン・モーガン似のお坊ちゃん、習い事が「ゴルフ」と「飛行機の操縦」です!

ゴルフはスコットランドのセント・アンドリュースが発祥の地でしたね。私にはそれ以上は知識はありませんが、とにかく車でちょっとのところにゴルフ・コースがあります。打ちっぱなしの練習場とかではありません。

夕方6時頃なのにこの青空。


そしてそして!
もうひとつの飛行機は、やはり、Royal Air ForceのAir Cadetsだそうです。
キャビン・プレッシャーのマーティンも入っていたやつですよ~、メダルもらったところ(涙目)!そんな習い事があるなんて・・・マーティンは言っていたけど、それはドラマだし、現実に知っている子が入っているだなんて!



↑ おお、これか! と思ったら、これは隣の陸軍の方で、

↓ 空軍の方はショボイ控えめな方の施設でした。規模的には陸軍の方が大きい存在のようです。そして陸と空はお互い張り合っていてあんまり仲はよろしくはないそうです



看板にはAir Training Corpsと書いてあり、これは防衛庁と王立空軍の共同出資によるプログラムです。スタッフの多くはボランティアで、ここで訓練を受けた子達は空軍はもちろんその他の機関に職を得ていますが、軍が訓練生をリクルートすることは禁止されているとのこと。ちょっと不思議。

ちなみに友人のご子息は、パイロットになる気はないって・・・ええ~もったいない!!


Lola's Cupcakes

2015-10-04 00:00:00 | イギリス
きのう原宿にオープンしたLola's Cupcakesのケーキを買って来ました。
子供がTVのZIPなどで見たのできっと並ぶ!と私を脅かしたので、
11時開店のところ、10時に行ったら10名弱の列でほっとしました。(実はそのビルにたどり着く途中、ジャニーズの店の列をケーキの列かと勘違いしてしまいました)

列は屋外ですがビルの2階で屋根があり、日陰で壁にもたれながら本を読んでいたら、スタッフさんがメニューのパンフレットや紙コップのお水、試食の小さなカップケーキまで列の人に配ってくれました。並んでこんなに気をつかってもらえたのは初めてです。スタッフの方もビジネスライクではないサービスでとてもよい印象でした。

オープンの時間になり、数名のお客さんが入ったところでプレスのカメラも入っていたので、2~3名ずつの入店となりました。でもギュウギュウの店内で買物をしたくないので、私はこのシステムが好きです。今日はひとり6個までとスタッフさんに言われたら、4個くらいと考えていたのに、6個買う気になってしまいました。



下から時計回りに、チョコレート・ヘブン、モンブラン、バニラ、キャロット、ストロベリー、バノフィー

私はまず他では買えないバノフィー!断面図もどうぞ。



ロンドンで食べたバノフィーパイよりも、トフィーがとろ~っとかかっていました。ケーキ生地にバナナが練り込んであります。

つぎはモンブランかチョコレート・ヘブンです。もしかしたら両方。そういう日はベッドから出るのが楽しみです。

私は普通のバニラにしましたが、日本オリジナルのひとつに「東京バニラ」というのがあり、お店で違いを尋ねたら、「東京」の方は白あん入りとのことです。

イギリスは全国に14店舗でも、日本はまだこれが初の店。東京以外の方にはちょっとまだ簡単には買えない・・・

けど、こんなレシピ本があるのです!!ジャン!



写真がかわいいので2011年発行のこちらを載せました。2014年版もあります。日本アマゾンのbakingカテゴリーで今1位です。わ、みなさん、情報通なんですね。



追記

これがけさ食べたモンブランとキャロット断面図



ウールの肌着

2015-10-03 00:00:00 | ファッション


涼しくなってきたので、暑い時期に買っておいたウールの肌着上下を出してみた。買ったのはアメリカ大使館宿舎のフリマなんだけど、買ってからタグを見たら英国製だった。

おばあちゃんっぽいところが気に入ってるのだけど、調べたら本当に60年代のヴィンテージだった。

今でもイギリスのちょっと高級なスーパーチェーン「マークス&スペンサー」では、これの現代版を売っている。どこが現代なのかと言うと、色が黒と白。素材はアクリル100%
とあまり嬉しくないけど、実はそれも私は持ってて毎冬愛用しています。

これで思い出したのは、エジンバラに行った時に見た、国立博物館でやってた「プリングル創立200周年記念展」。プリングルとはスコットランドの由緒あるカシミアニットのメーカーで、ニット製品やパネルで歴史が紹介されていた。

そして私が気になったのは、この下着とそのパターン・・・
ほとんどモモンガである。



これは女性用だけど、「パレーズ・エンド」のクリストファーもこのような下着を軍服の下につけていました。200年の歴史があるプリングルだったら第一次大戦下にもあった。将校の制服は注文だったのだから、きっと高級肌着も・・・