トム・ヒューズ出演作として実はずっとアマゾンのカートに入れていたこの映画、Netflixで発見してしまったのでありがたく見ました。
2010年とちょっと前、トム・ヒューズがやさぐれる青春映画に?と後手になっていたものの、いや〜見たら面白いじゃないですか!!
それもそのはず、監督、脚本、出演のリッキー・ジャーヴェイスはドラマ「ジ・オフィス」の製作者でした。
しかもフェリシティ・ジョーンズ、エミリー・ワトソン、レイフ・ファインズ、マシュー・グードまで出てるんですよ!
あまり調べないで「若きトム・ヒューズを鑑賞するか」という軽いノリで見たら、その豪華キャストに唸り、そしてセリフが笑え(時々下ネタが下ネタすぎるけど)、設定1971年のUKポップ/ロックがキュン!!!
おそらく製作陣が遠き良きサッチャー前のイギリスを懐古して、その頃若者だった自分たちの気持ちと、その親の世代に今はなった自分たちの気持ちをダブルで乗っけてるのだろうな〜〜〜
一応トム・ヒューズが主役なんだけど、写真左右計3人が悪ガキトリオで、田舎町で腐れていて何かここにないパッとしたものに憧れてはいる。左のお兄ちゃんの父親役で監督さんが出ています。その一家の会話が笑えてね。。。
こういうイギリス病真っ只中でお父ちゃんもやさぐれて酒に溺れてるんだけど多分失業手当で暮らしていけた頃なので、田舎の冴えない街の労働者の家でも本当には貧乏くさくないところが羨ましく、
50年前ということで田舎と都会が遠くて「ここにはないパッとしたもの」としての別世界への憧れへの速る気持ちが甘酸っぱい。
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