ウズベキスタンの風

ここはウズベキスタン。首都から約1000km北西に位置するウルゲンチで活動する看護師の日記。            

思いつくままに

2011年07月18日 | 活動
去年よりこの夏が過ごしやすく感じられるのは慣れたから!?

日本の湿気がひどすぎたから!?



7月も終わりに近づく。

良く分からないけど、この病院では偉い人がせーので休みをとる。

いまは病棟の医長たちがいっせいにお休み。

交互に休みをとってとなりの病棟のをフォローしあうみたいな考えはない。

8月にはいると今度は看護師の偉い人たちがせーので休みにはいる。

ということで実質8月は活動になんない。

で、9月からこのど田舎ではパフタ(綿花摘み)が始まる。

今年は摘むぞパフタ!!!

9月、10月はパフタのせいで(国のお達しで、病院にわりふられたパフタ畑がノルマです)偉い人たちが忙しくててんぱっちゃう。ここも活動しにくい期間です。

で、もう11月・・・・12月・・・・帰国!?

ちょっと、あと何日よ!?

ってことで数えるw

こういうどうでもいいこと大好きです

あと170日

きゃー!月日は経ったね。

ま、でも思ったよりあるじゃんてのが最初の本音でしたww

そうは言っても9月と12月の帰国報告やら隊員総会やらキルギスへの旅やらで1月くらいは消化してしまうか。。。

この、活動がしにくい期間に締めの半年がきたってのもまたなにかのお告げかな。

ままならないことをかみしめながら、それでも進むってことを学ぶとしますか。

前も書いたかもしれないけど、すごく勉強したがっている子が一人いて、その子に出会えただけでもラッキーではないかなと

6つくらいテーマ渡されてこれの資料くれって

でも興味もってる人の興味を大事にしたいよね。

そうそう、あと首都から移ってきた医者がいるって前書いたけど、かれもまぁまぁ私と似たようなことを思ってくれてたりするから心強い。

処置の判断も他の医者より早くて信用できる。

吸引のチューブ、なんと病棟に1本しかなくて使いまわし。

アルコール綿でペロッと拭いただけで他の人に使うからもうイヤイヤやめてって感じです

そんな状況、かれも不満のよう。彼も不満。それだけで、救われてしまうこの心。普段どんだけアウェイかってね。

1月も現場を離れていたもんだから、そうそうそうだった、って徐々に思い出してきてたこの1週間。

新鮮な気持ちになれたので、書いてみました。

あ、あと一個。

ウズでは医療隊員が多いからメディカルチームと称して分科会のようなものがある。

私が派遣された当時にできたまだ若いチームだけれど。

3カ月に一度、保健省に報告にいくんだけど、そこではお世辞に終始して帰ってこなければならないという現状がある。

ウズでは悪いところを言ってはいけないという臭いものには徹底的に蓋!見ざる聞かざる言わざるの文化が徹底している。

でもそれにうんざりの私たち。蓋したら腐るよ。

しっかり保健省と意見交換できる場が欲しいと事務所に提案。

しかし、予算削減もあり、意味のない報告ならやめちゃいましょうか。という回答が出ているらしい。

おいおいおい、予算削減そこですか??

プロジェクトまで入ったのに、その後の技術浸透のために私たちは来ているのに。

やっぱり名目だけなんだねぇ、と無力感。

プロジェクトの内容も後々の隊員に引き継がれることもなかったしね。

今じゃあいまいなことがいっぱい。

人が大勢派遣できたらJICAは満足なんでしょうよ。

そんな現実とも向き合いつつ最後の半年を無事乗り切りましょう。

9月は独立20周年の大イベントが計画されているとか。

平和に終わりますように。。。