ウズベキスタンの風

ここはウズベキスタン。首都から約1000km北西に位置するウルゲンチで活動する看護師の日記。            

カザフスタン旅行③

2010年08月06日 | 旅行
夜中ポツポツと雨の降る音が聞こえてた。
着いた時も寒かったし、標高はどのくらいか分からないけど、
松本の美ケ原高原に泊まったときより寒かったから2000メートルは
越えてるかな。

起きたらやっぱりどんよりくもり空

でも旅のメインといっていい、乗馬体験を今日に予定していたので
テンションは高め!

土曜だから観光客がバスで沢山登って来てて、朝食の間にガイドさんから
馬が無いかもねぇみたいな話も・・・
ちょっと、前から言ってあるんだし、勘弁してくださいよ。
一瞬嫌な予感がしたけど、30分ほど待ってたら、どこからともなく少年たちと馬が登場!



まずは彼らに後ろに乗ってもらってなんとなく覚える。
(彼ら15歳くらい。馬を上手に操るんだよねぇ、かっこよかった!)
怖さを少し克服したら、一人で行けと・・・
スパルタですね。


恐る恐る馬に乗って出発。
馬に乗った視線で撮ってみた。(ちょっとわかりにくいね。)


だいぶ慣れてきたころ。
結構初めは順調だった。走らせたりは出来ないけど、
おなかのあたりを蹴ると歩いてくれる。

でもこのあと、
馬がユルタからかなり離れた所でピタリと止まって動かなくなってしまった。
私が行ってほしいと支持する方向には行ってくれず、
自分で道を選択しだしてしまった。
「そっちには行かない!」
と、ブレーキをかけると
「なら動きませんけど。」
ってことでで止まってしまう。

A隊員の馬もその状態に陥り寒い中、2人帰れなくなってしまった・・・
「パマギーチェー!!!!」
A隊員が叫び、馬に乗って颯爽と助けに来てくれたのはなんとI隊員。
おっとりしているようで実はSっ気のあったI隊員は馬を見事に操って
ユルタ付近まで帰っていたのでした。


カザフ人のように私が乗っている馬も操るI隊員。
かっこよかった☆

やっとのことでユルタまで帰って、記念撮影。



このあと懲りずにもう一度乗って遠くまで散歩。

少年たちを見ていたら、
手綱を短く持って、すきあらば草を食べようとする馬を制していた。
それで主人は乗り手であることを示しているんだね。
早速真似してみた。
そしたらなんとスムーズに歩くじゃないか。

最初はおなかを蹴るなんてかわいそうでよわよわしくしてたけど、
そういうのも逆に分かりづらかったんだろうな。
そういえばI隊員の蹴りは最初から群を抜いて光っていた☆
「ボフッ!」Σ( ̄Д ̄;)
と音がするくらいの蹴りだったし・・・


最後の最後にまた少年たちに後ろに乗ってもらって
馬ダッシュを体験した。
暴れん坊将軍もびっくりのダッシュ!
すっごくおもしろかった!!!
迫力がちがうね、土を蹴る音がほんとにかっこよかった!
4~5時間くらい乗って、終了。
もちろん筋肉痛になった・・・
内股いてて。

初めて馬酔いというのを経験してこの日はお酒が進まなかったM隊員でした。


赤ちゃんも乗る。
こんな感じで小さいときから馬に馴染んでるから15歳でかっこよく
操れるんだろうね。
乗馬したくなっちゃった。

いやぁ、カザフおもしろい!!!