
山一つ越えた向こうの里に小さな山がある。
名前は離山。
少し離れたところにある臥竜山と対になる山で、こちらはあまり有名ではない。
晴れた日、気軽に歩きに行くには格好の山。

登り口。


北側には雪が残って、近所の保育園の子供たちがそり遊びをしている。
のどかな、のどかな山村の風景。


尾根には雪があり、踏み跡はない。
そうそう物好きはいない。

子供たちの遊ぶ風景は平和そのもの。

ここのほうがいいな。

冬枯れの山は明るい。

北アルプスの展望台。



奥にはお宮(神社よりはお宮がふさわしい)

一応お賽銭を入れて参拝。














今では上流にダムが出来たが、かつては暴れ川であったであろう百々川(どどがわ)は頻繁に氾濫を起こしたのだろう。
百々川の流域にできた二つの小さな山を、このような民話にしたご先祖様にはただただ感嘆するのみ。
今はもう寒村としか言いようがないこの村にもそれなりに心豊かな生活があったのだな。
山頂のお宮から反対側の道を下り、ふもとをゆっくり半周して戻った。


春になれば子供たちの姿が見れるのだろうか。

春、桜が咲くのだろう。

イヌフグリの花がひっそりと咲いていた。
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