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Middle(Jr) Fomulaをプロデゥース 37

【ミドル フォーミュラって?】

"Middle(jr)Fomulaをプロデゥース”
このカテゴリーの ミドルフォーミュラやjrフォームミュラって何?
ってところが  今日のテーマ。




このカテゴリーの2回目で
漫画 「F エフ」を引用して FJ1600というレースの特徴を説明しましたね。
この「F エフ」の主人公 赤木軍馬は
FJ1600でレースデビューし、
全日本F3→国際F3000→F1とステップアップしてゆくのです。



気づきましたか?
赤木軍馬は ミドルフォミュラといわれる
F-4 やF-TOYOTAのクラスを飛び越してF3のシートを獲得するのです。



飛び越して?
いや、 
この作品の赤城軍馬が レースを始めたという設定の80年代後半
国内に ミドルフォミュラと呼ばれるカテゴリーは存在しなかったのです。
故にFJ1600→F3というステップアップになるわけだが・・・・

FJ1600、F3の間には 
ドライバーのレベルも格差があり
セッティングの範囲も膨大になり
そしてなにより  年間活動費は現在に基準で比較すると10~20倍にもなる。



つまり当時FJ1600と その上のF3には
あらゆる面で 大きな壁があり
ステップアップがかなり 難しい状況だったのです。

「F エフ」にも この当たりの
F3への道の大変さの状況が リアルに描かれています。


実際の世界では
片山右京 野田英樹 金石勝智 服部尚輝など
赤木軍馬と同じ世代のドライバー達が
FJ1600→F3というステップアップをはたして
後にTOP ドライバーまで登りつめたわけです。






90年代初頭になり このFJ1600→F3の間の格差を埋めるために
中間カテゴリー つまりミドルフォーミュラが生まれてくるのです。
F-TOYOTA
F-4など。

実際の世界でいうと
道上龍 立川祐二など30代前半未満の選手は
大体 このミドルフォーミュラを経てF3にステップアップしてきているのです。




時は流れ 現在の漫画
「カペタ CAPETA]では
カート→メーカ系のオーデション→ミドルフォーミュラという
現在のTOPドライバーへの王道を歩んでいきます。
「Fエフ」と「カペタ」 と ステップアップの仕方の主流の
変遷が伺えます。

実際の世界では
片岡 平中以降の選手はこのパターンのステップアップは多いです。



最近でも ファーストステップを自己資金で
FJ1600→ミドルフォーミュラ→F3とステップアップしていった
小暮卓史や吉本大樹などのTOPドライバーも もちろんいます。



私見ですが
メーカー系のスカラシップを獲得してステップアップしていったドライバーは
少しスマートなキャラに育ち
ファーストステップを自己資金でFJ1600から挑戦してステップアップした
ドライバーは 少しワイルドなキャラに育っているような
そんな共通項があるように ちょっと感じられました。



【F-TOYOTA 第2戦 鈴鹿】
1 国本 京佑 Aプロジェク
2 ケイ・コッツオリーノ ルボーセF
3 増田 定臣 TeamNaokiハナシマ
4 白坂 卓也 TeamNaoki
5 安達 元気 ZAP
6 中村 信也 ウィンズ
7 稲垣 智彦 FieldFT
8 松井 孝允 TDPスカラシップF  


BOOK MARKしている安達選手のHPにレースレポートが更新されています・






写 capeta 13巻より

 


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