そば実践 素庵覚え書き

庵主のホビーライフをそば打ち・そば屋さん・出前サロン・陶芸・釣りなどを通してご紹介します。

そば粉の独り言

2012-03-31 |  出前サロン

  今日の会場は、初めてやらせていただく会場です。事前に素庵のブログを読んでいただいております。
  

今まで蕎麦打ちを経験された方はなく、「蕎麦打ち」はテレビで見ただけで、すぐ近くで見るのは初めてとのこと。
今まで食された「蕎麦の色」のことやそのやや濃い蕎麦のわけを「そばの実」(玄そば)や(抜き)などを見て触っていただきながら
蕎麦打ちをスタートします。
そば粉の粒の大きさの変化を見てもらいながら、「ソバの栄養」や「蕎麦の語源」などをポスターを使って説明し、水回しを進めます。

        
今日の加水量はぴったりと決まったようで、手延しや麺棒による丸出しもすごくスムーズにいきました。

    
やはり加水量が決まると、どの作業もスムーズに推移していつもテーマの一つにしている上辺・下辺の端の直線化もまずまずです。
切りに入りますと、説明の代わりに「信州そば切り音頭」のBGMを掛けてもらいます。

        
調理場の火力は業務用が入っており、冷水でぬめりをとった後の蕎麦を温めるお湯も使うことが出来、皆さんには本来のかけそばを食べていただくことが出来ました。

  
スタッフの方の蕎麦も湯掻き終わり、皆さんのところへ行きますと、異口同音に「本当においしかった」と声をかけていただきましたし、
汁の作り方の質問も戴き、久しぶりに「出汁の取り方」などのおしゃべりさせていただきました。
何時も残される方今日はも完食された方が多かったようです。

今日は「かけそば」でしたが、次回は暑い時に是非「ざるそば」とのリクエストをいただきました。

 

 

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蕎麦屋さん 藤村

2012-03-30 | 蕎麦屋

  昨年、食べ歩きの帰りに寄ろうと電話したらどうも臨時休業のようで、寄ることがかなわなかったお店。

 名神八日市インターを降りてナビを頼りにしばらく行くと田園地帯で、コンビニすらも見当たらない。
文字通り民家ばかりの住宅街のエリアで、場所を間違えたのではと思いましたが、存在感のある1軒家がありました。
開店は11時30分で駐車場は10台は止めることが出来ます。

20分ほど外で待って開店を待ちます。紹介の資料に書かれているように裏が実家のようです。
店内は重厚なたたずまいの中に、広々とした空間が広がります。
今日は暖かかったのですが、店内にはストーブが焚いてありました。お客様を迎える体制は整っています。 
蕎麦は主に北海道や長野から取り寄せる丸抜きを、気泡を多く含む蟻巣石の石臼で自家製粉。 

      
お店のいき方として「シンプル イズ ベスト」を旨として、ソバのメニューは冷・暖各3種類とそばがき。
あとはお酒のメニューと肴(焼き味噌とワサビ菜)が少し書かれています。
本当にこのメニューでお客さんの心をつかんでいるのかと思いましたが、お昼時ということもあるのか次々とお客さんが入ってきます。
汁は鰹出汁で、庵主は物足りなかったのですが、同行のワイフは満足していました。 

  
2-8と10割(15枚限定)の2種類のざるとそばがきを注文。

蕎麦は細打ちで、角が立っています。仕事はきめ細やかで薬味のネギは芯がとってあってふんわりと飾ってあり、山葵は本物です。
2-8蕎麦は、のど越しが良くなめらかでした。10割については最近粗挽きを食べ慣れているせいか粗さは感じなかった。
「蕎麦がき」はよく掻いてあり、食べ応えがあります。

    

実を言いますと来月そば仲間で食べ歩きの会があり、その下見・舌実を兼ねての今回の訪問でしたが、
ここをご案内しようと決定。

終わって近江商人の郷土博物館や五個荘の家並みなどを見て帰途に就く。

そば処 藤村 滋賀県東近江市長町116 0749-45-0039 午前11時30分~午後4時

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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今週の陶芸

2012-03-28 |  陶芸

 今週は、先週の仕掛品である小皿の素焼き前の手入れ。

本来は5枚あったが、手入れ中にひびを入れてしまい1枚廃棄して4枚を素焼きに回す。

  
ついでに他の皆さんの素焼き前の作品を紹介しますが、ともかく凝っていてバラエティのある作品が多い。何時になったら出来るやら。

   
釉薬をかけておいた丼が出来上がった。今まで掛け用の丼が1種類であったので飽きがきて、もう一種類作って見た。
釉薬は、丼の内側は青磁で、外側は透明でやっていたが、絵そのものの絵の具が薄く、側面の絵はぱっとしなかった。

 

 

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そば粉の独り言

2012-03-27 |  出前サロン

 今日の「出前サロン」は、初めて行う会場で、かつ、この時期には珍しい「ざるそば」のご依頼でした。
その意味では、「いつも以上に蕎麦好きな方が多いのかと」何時になく緊張します。

麺打ち台の周りにはこうして椅子が並べられ、時間には皆さんが着席され、いざスタートです。
いつものように暖簾を使って自己紹介します。

  
いつものように、「玄ソバ」と「抜き」の現物を皆さんに触ってもらって、ソバの実を実感してもらい、
ソバの色のことを説明して水回しに入ります。
水回しでは、そば粉の粒の大きさがどんどんと変化して塊が大きくなっていく様子をじっくりと見ていただきます。

     
纏めてくくり鏡出しをした後、手延しから丸出しに入ります。ここからはゲージを使って麺体が徐々に薄くなっていく様子を見てもらいます。

   
丸出しから角出しへと麺体が徐々に大きくなっていく様子をしっかりと見ていただき、幅だし、本延しへと移行していきます。

       
切りに入る段階になって、「信州蕎麦打ち音頭」のCDの説明をしていないことを思い出し、急遽掛けていただくように依頼して、そば切りのスタートです。
そば切り包丁と小間板のうごきを説明し、CDをBGMにして「切り」に神経を集中します。

   
バットに入れた「そば切り」を皆さんにまじかに見ていただきます。
館内には今日の「出前サロン」の案内が掲示されていました。

    
切り終わった後、皆さんから拍手をいただきました。こんな時にはうれしいものです。

多分お蕎麦がお好きな方かと思いますが、その方からは「今日は職人の顔をしている」と評されたり、
他の方からは、「ソバとうどんの両方のメニューがある時には、うどんを選びますが、今日はそばを選んで大正解」との意見も戴きました。

途中退席される方もなく、蕎麦打ちの様子をじっくりと最後まで見ていただきました。

 

 

 

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 ざるそばの準備

2012-03-26 | そばの食べ方

気温のこともあり、かけそばが続いていたが、明日は約半年ぶりの「ざるそば」のご用命をいただき、蕎麦チョコとざるの準備をする。

一般的には、お蕎麦の好みは気温と関係しており、庵主も散歩から帰ってきての朝食は、今年みたいに寒さが続く時にはやはり「かけそば」となります。
準備する方としては、「ざる」の場合ですと、蕎麦チョコとざるの用意が必要で、かけそばの場合は、甘汁の量を確保しなければなりません。

汁そのものは、ベースとなる出汁は、ざるそばの場合は1番出汁を使い、かけ蕎麦の場合は、1、2番出汁を使うこととしており、
その作る量は、「辛汁」(ざるそば用)は「返し」:「1番出汁」は1:3で、一人あたりの量は70cc、
「甘汁」(かけそば用)は「返し」:「1番出汁」:「2番出汁」は1:3:6もしくわ「返し」:「2番出汁」1:9の比率で、一人当たりは200ccです。
従って例えば20人分としても 辛汁は1400ccで済みますが、甘汁は4000ccを作らねばなりません。

正直なところ、蕎麦の香りがハッキリとするのは、やはり「ざるそば」のもの、「かけそば」では香りは二の次かと思っている。
まだしばらくは冷え込みが厳しいようで、「ざるそば」の蕎麦を締めるための冷水で手がしびれるが、美味し蕎麦を食べていただくには辛抱辛抱。

 


 

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節のこと

2012-03-25 | うんちく

普通出汁を取る「節」と言うと、一般的には「鰹節」を思い出しますが、この「節」には種類が色々あるようで、
マグロ、サバ、室味、マイワシ、うるめ鰯、かたくち鰯などとあるようです。

  

無論カツオ節そのものにも、カツオ本節、亀節、荒本節、荒亀節、宗田枯れ節、裸節、などとあるようです。

カツオ節が最初に登場するのが日本最古の歴史書である「古事記」、そこには「堅魚」と記されているとのこと。
最初は、カツオを煮てから日に干すだけであったが、その後改良され、煮た後に、まきを燃やしてその熱気で乾かすようになって現在にいたっている。
ともかく日本独自の調味料のようで、カツオ節の「節」は、カツオ節そのものには節はなくカツオを干す「カツオホシ」とか「カツオイブシ」から付けられたようです。

お蕎麦屋さんでは、上記の節を色々組み合わせて自店の蕎麦に合う出汁を作っておられるお店があり、
単純に鰹節だけから取った出汁というのは、そんなにないようで、単にそば、蕎麦出汁と言っても置くが深いものがあります。
素庵では、そこまでの余裕というかこだわりをなく、ひたすら粉かつお節をメインに使って、昆布と椎茸を加えて1番出汁、2番出汁をつくっています。

さて、今週の「出前サロン」では珍しく「ざるそば」の注文がありました。初めての会場でもあり、皆さんの反応が楽しみで、今から出汁作りに入ります。

 

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10割蕎麦と2-8蕎麦の水回し・加水

2012-03-24 | そばの打ち方・保管・湯掻き方

2-8蕎麦と 10割蕎麦の打ち方比較のうち、水回し部分についての比較をしてみた。

2-8そば

2-8蕎麦は、文字通りそば粉が8割、つなぎが2割で加水率は製粉所の表示は43%で、
従来の素庵での加水率は40%で経過していたが、今日の加水率は41%でした。
つなぎは中力粉で、たんぱく質はそば粉よりは多かったかと思います。

      

 加水から水回し後のそば粉と中力粉の様子は、おから状になる前に、何かべったりとした感じでした。
これはそば粉と小麦粉のたんぱく質の水溶性が力を発揮したものでしょうか。
この後、手指の先をボールの底にくっつけてそば粉を撹拌した結果、べったりとした部分が崩れておから状となり、
次いで小梅から梅干し状の塊となってくくりに入り、その後は、両手で2つのブロックの麺体に力を加えて捏ねました。
最後は2つのブロックを合体して、尚、捏ねを継続してく菊練りの段階となりました。

     

 10割
使うそば粉は、同じそば粉ですが、違いは、つなぎの有無で無論10割はつなぎの中力粉は入っていませんので、
加水後のそば粉の状態は、2-8蕎麦と比べてもおから状になる前にはべったり感がありません。
それだけ10割蕎麦は粘着力が少なく、10割蕎麦を打つことが難しいといわれるゆえんでしょうか。
10割の場合の加水率表示は、46%で3%ほど2-8よりも多くなっていて、
この少し多めの加水で水溶性たんぱく質の力を引き出して捏ねて繋いで行きます。
2-8と10割の色の違いは、写真をとった時のカメラの角度が違っただけです。

     

    
ここからは、10割蕎麦での鏡だし→手延し→丸出し→角出し→幅だし→本延しなどの様子をゲージを当てて写してみました。

       
最終の上辺部分を直線にと思って打っているのですが、10割の場合はなかなか直線になってくれず、未だしと言ったところで、チャレンジしていきたい。

       

        

    

 

 

 

 

 

 

 

 

 

       

     

 

 

 

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デイサービス考

2012-03-22 | 雑感

新聞の記事見出しに「男も楽しいデイサービス」とあり、興味深々で読んでみた。

サブタイトルに「囲碁・将棋・マージャン・・・・メニュー多彩に」とあり、かいつまんでみると、デイサービスの利用者は女性が多いが、
マージャンや将棋など男性に人気のメニューを取り入れ、男性利用者も集めようという施設が増えている。
ある会場では、利用登録者は男性が圧倒的に多く、囲碁、将棋、マージャンの他、陶芸やカラオケ、里山の散策のメニューがあるといいます。

タイトルどおりに読んでみると、デイサービスでは「女は楽しいが、男が楽しくない」(?)ということみたいで、
確かに、デイサービスの利用者さんは、女性が圧倒的に多く、男性は少数派である。
今日の新聞では、一部のデイサービスには男用のレクリエーションが多く用意されていて男性利用者を集めているということのようです。

 そんな中、印象に残っているのが、既に何回か「出前サロン」をやっていて元気な方が多い会場で、
「そば切り体験」の依頼があり、元気な利用者さんがそば切り体験されましたが、
同時に、これからの出前サロンの時には参加するんだという目標意識を持っていただいたのではと感じました。
このように全員の方が参加されるということは、やはり会場のスタッフ方が利用者さんのneedsを把握し、
準備することが、会場の魅力作りの一つになるということではと思っている。

庵主自身は、単に「蕎麦打ちの見学」「美味しい蕎麦の提供」だけではなく、「回想法」の観点から昔を思い出していただくということや、
「そばがあるから今日来た」という楽しいひと時を持っていただくことを目標にと思っている。

今まで訪問した会場では、送迎業務から始まり、検温・血圧測定、お茶接待、体操、入浴、昼食、投薬、など、大変多忙を極めていますが、
中には愛好者同士がマージャン卓を囲んでいる会場があったり、機能訓練のメニューが盛んなところもあります。

「男も楽しいデイサービス」:利用者さんのニーズを具現化していくことが、これからのデイサービスなのかな。

 

 


 

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今週の陶芸と水汲み

2012-03-21 |  陶芸

今週の陶芸は、先回の仕掛品の手入れと釉薬付け。

現在作っているのは、たたら技法をベースにした皿2種類で、一つは焼き肉用のたれ入れともう一つはよく使ってくれている小皿。
焼き肉用のたれ入れは、先回ベースを4枚作ったが、たたらを作って少し時間が経過して少し乾いてしまい、
仕切り部分を作る時にうまく伸びずに、ひびが入ってしまったため、大きな傷へは土を加え、細かい傷は濡れた布でふさぐ作業を実施。
いずれも使った土は、先回たたら作りで使った土と同じ土で湿度は同じくらいであるため、ヒビをふさぐことは出来た。

釉薬付けは、素焼きが出来た2枚の皿に青磁の釉薬をつけて焼成に回す。
  

今日は、陶芸の時間をいつもの半分にして水汲みに行ってきた。新城市設楽の水は以前勤務していた事業所の上司の紹介で知って以来、汲みに来ている。

水については、先日の蕎麦打ちについての講習会で、蕎麦打ちに使う水の紹介があり、
超軟水や蒸留水が蕎麦打ちでのつなぎの力に寄与するとの説明があったばかりですが、
ここ設楽の水は、アルカリ性の軟水です。
蕎麦打ちについては、繋ぐ力うんぬんよりも呑んで美味い水がそばによいと考えている。


 

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そば粉の独り言

2012-03-20 |  出前サロン

 7回目の出前サロンの会場で、皆さんに伺うと3~4回お蕎麦を食べていただいている方があり、顔も覚えてもらっているようでほっとする。

 利用者さんは軽度の認知症の方が多いが、スタッフの方のお話しでは、「出前サロン」の手打ち蕎麦は心待ちにしていただいているとのこと。
スタートの前に、スタッフの方と日常会話の中で利用者さんと盛り上がる「種」の内容をお聞きするが、これと言ってないとのことで
今までの進行と同様な内容で進めることとした。

2-8そばの意味やそば粉の色のことなどから始めて、水回し後のそば粉の変化する様子を皆さんに見てもらい、捏ね~くくりから丸出し~角出しなどの
作業へと移ってゲージも利用して、麺体の変化の様子を見てもらい、最終の切りに入りました。 合間を見て「そばの語源」などもお話しします。

      

切りの作業では、バットに入れたそば切りを皆さんに見てもらい、切りの作業を終えていいよ湯掻きの作業に入りました。

ここの会場では、家庭用の火力ですので初めは1人前ずつ湯掻いて仕上がりを見て、次いで2人前ずつ湯掻いてかけそばを提供。
お昼には少し早目の時間帯で湯掻き始めてみなさんに食してもらいました。

今日は、「お試し」会という初めて来場されて雰囲気などを体験しておられる利用希望の方もあり、手打ちそばについての反応が気になったが、
そのご夫婦とも完食で、かけそばそのものの味と今日のイベントには満足していただいたようです。

「蕎麦」の語源の説明や「そばから」→そば殻枕のお話をして、昔の記憶を思い起こしてもらい、何とかお話の継続を図るようにしているが、なかなか難しい。
やりがいがあります。

 

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呑み歩き

2012-03-19 | 雑感

 時折、知人のブログで高山市内の酒蔵の「新酒」の試飲会の様子が紹介されているが、
そのブログを読むだけで実際に参加したことがなく一度行ってみたいと思っていたが、場所は諏訪市で実現しました。

「上諏訪街道 春の呑み歩き」と題して5軒の酒蔵が協賛して、15:00~19:00迄、やっていた。
酒蔵は「舞姫」「麗人」「本金」「横笛」「真澄」
僅か100m程の区間に5軒もの酒蔵が林立していることは全国的に見てもあまりないようで、
参加者はお猪口とパスポートを手にとってこの5軒の酒蔵のお酒を堪能するまで呑んでいいことになっている。!?
  
生憎、雨模様であったが、何のその、まずは5軒の酒蔵で1杯ずつ呑んで気にいった酒に狙いをつけて再訪問していきます。
ただ、この立地は国道を挟んでいて車はひっきりなしですのでそこには充分に気をつけねばなりません。
酒の肴もポイントには仮店舗が置いてあり、ちびりちびりと散策できるわけです。

      
丁度この日は、諏訪市内の飲食店とタイアップしていて、若い人たちはここで下地をつけて、繰り出すようです。
参加者は、若い方が多いようで、このことは、最近国内の各地域の中心部での空洞化が叫ばれている町おこしと婚活を結び付けた動きと似ている。

この後は、「呑み歩き」に参加の方21名の蕎麦好き仲間と一緒に 、諏訪湖に面した旅館で、2次会というか1次会が行われ、
そばをテーマに初対面同士が語らいました。 

 

 

 

 

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「投汁そば」講習会

2012-03-18 | 雑感

 いつもそば粉を注文している、高山製粉から、「投汁そば」講習会」と上諏訪呑み歩きの案内をもらい参加して来た。
この会は昨年も同じ時期に計画されたが、東日本大震災により中止されたもの。

まず工場見学会は、玄ソバがストックされて9度の温度管理がされている倉庫から始まりました。


この倉庫は、長野県だけではなく北海道やその他のエリアで昨年収穫されたものを一括で買い取り、ストックされている。
他のメーカーでは、工場見学は断っているとのことですが、ここの製粉所は玄ソバの保管方法とその大切さをアピールされている。
あとは玄そばを8種類の大きさ別に区分して、銘柄ごとに石臼で機械製粉されているところを見学。
製粉の際、細かめのそば粉にしたり、粗めのそば粉にしたりして15種類ほどのそば粉と作っているとのこと。
こうした作業を経ていろんな味のそば粉が出来てきます。

次いで、今回のメインテーマである「投汁そば」講習会。


「投汁そば」に使うそばは、汁に浸けて温める関係で普通に打ったそばでは短くなってしまうため、しっかりと力を加えてそばを打つようです。
講師は、おなじみの岩波講師で、先回の講習会では積層一気加水という方法で、超粗挽そば粉をうまくつなげてそばにする方法を公開された。
常に工夫して新しい打ち方を追求しておられます。
今回は、「Gショック」と言う言葉が突然出てきました。良く聞いていますと、鉢にあるそば粉をめがけて顔くらいの高さから水を掛けてしばらく放置。
今回の放置時間は、8分くらいあったでしょうか。その間にそば粉に水を浸透させる考えのようです。 しばらく放置したそばは、水が浸透してべったりとなっています。 
「Gショック」とはある時計メーカーが、PR用にある高さから落としても壊れないということをやったことから活用されたようです。
一般的には、水回しの時には出来るだけそば粉にストレスを加えないようにと教わったかと思いますが、
ある高さから水を落とすということは、ストレスを加えるように思いますが、眠っているそば粉の目を覚ますといったことでしょうか?どうも意味合いは判りません。
今回参加された皆さんは、蕎麦打ち経験度合いは色々のようでしたが、ほぼ皆さんがしっかりとこの方法で繋がった蕎麦が出来たようです。

   
同じ会場で、湯掻いたそばを汁に浸けて「投汁そば」を食します。既に汁と具(鴨肉、ネギ、油揚げ、きのこ)は用意されており各自が打ったそばを湯掻いて
「投汁かご」に入れて戴きます。まずまずのものでした。

    
「投汁そば」を食した後、交流会。24組33名の参加で、遠くは出雲市からもありましたが、関東エリアの方が多かった。

 

 

 

 

 

 

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 投じそばもどき

2012-03-17 | 雑感

今度「投じそば講習会」に行くため、そのリハーサルとして自宅で「投じそば」もどきを作って見た。
というのは昨晩は寒いこともあり、「キムチ鍋」をやっていたこともあり、それがかなり残っていたため、今晩はそれを利用してその「もどき」をやって見た。

そもそも「投じそば」とは信州松本市郊外の奈川などで作られているお蕎麦の食べ方で、地元産のキノコを中心に出汁を取って「投じかご」に湯掻いたそばを入れて
温めて食するそばのことである。基本的には、確かシメジやナメコなどのキノコ山菜などが中心かと思いますし、名古屋でも「そば屋 三平」で冬場には定番として出てきます。

取り敢えずそばを湯掻いて湯を切っておきます。


本日の汁は、「キムチ鍋」の残り汁で、かなり温めてそこへ投じかごに蕎麦を入れて温めて戴きます 。

   

本日は、朝、かけそば、昼、かけそば、晩は投じそばと、三食ともお蕎麦で過ごした終日でした。

雑学:10月2日は何の日でしょうか?「投じ=10.2」そばの日でダジャレでやっているようで、奈川の「富貴の湯」のおかみの発案のようです。

 

 

 

 

 

 

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そば粉の独り言

2012-03-16 |  出前サロン

 毎月出前サロンを継続してから既に3年ほどになり、顔なじみもかなり増えています。
先回積極的に体験をやっていただいた方を楽しみにしていましたが、生憎今日は体調が悪いようで参加はなかったのですが、
他の方が今日も元気に5人ほど参加されました。

今まで何度もやっていますので、手なれた部分もあるのですが、水回しの時に加水については、
当日の参加人数をある程度予想して少し多めに加水することがポイントです。
というのはやはり参加する方は、慣れていないこともあり、時間がかかり、それだけ水分の蒸発が多くなり乾くことを見越して少し加水を多くします。

  

    
今日は丸出しから角出し部分は順調に経過したのですが、幅だしの時に参加された方が少し頑張ってしまって多少力がかかってかなり薄くなる部分が生じてしまい、
麺体同士がくっついてしまうトラブルに見舞われました。
麺体が破れることは昔取った杵柄で修理はお手のもので、何とか修復して幅だしもおわり、いよいよ「切り」の作業に入り、皆さん嬉々として参加しました。

今日は切りの様子はカメラが生憎電池切れで写すことはできませんでしたが、やはり慣れている分だけ力が抜けており、まずまずのそば切りが出来ました。

 

 

 

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そば粉の独り言

2012-03-15 |  出前サロン

今回8回目の出前サロンの会場で、顔なじみの方も多くなってきている。
ここの会場は、介護度の高低によって会場の区分がされており、いつもお会いする皆さん方はお元気グループの方のようです。
「体験」のご提案をすると丁度施設長さんも考えていたとのことで、それを踏まえてスタートしました。
ただ突然のことですので、どれだけの希望の方があるかは判りません。

そば粉を篩ってボールに入れ水回しをスタートしますと、すぐ近くに利用者さんが近づいて来られ、お話を伺うと昔自宅でそばを栽培していた、蕎麦打ちは両親がしていたとのこと。
これから説明を始めようとしていた「玄ソバ」や「抜き」の見本をいち早く見ておられ、関心の高さが伺えます。
いつものようにそば粉の色のことやそば粉の粒の大きさの変化などを皆さんに見てもらいながら、「そばの習慣と風習」をテーマに引っ越しそばやひな蕎麦などのお話を進め、
いよいよ最終段階の切りに入りました。

       
そこで、いよいよ体験コースとして切りの作業への参加のお話をしますと、最初に男性が立ち上がって「切り」にチャレンジされます。
今日驚いたのは、それをきっかけとスタッフの皆さんからの呼び掛けに、ここにおられた皆さんがお一人を除いて全員が参加されたことです。
ともかく皆さんが嬉々として、積極的に飛び込んで来られます。
こんなに大勢の方が「体験コース」に参加されたことは初めてのことで、びっくりするやら、楽しいやら、やりがいがあるやら、あっという間に時間が過ぎました。

   

確かに太いのやら細いのやらバラエティに富んでいましたがあとは太いそば切りを焦点に当ててしっかりとした湯掻きをして、皆さんに自分で切って作った「そば切り」を楽しんでいただきました。
スタッフの方のご意見ではこんなに皆さんが参加したイベントは初めてとのこと。
施設長さんの所見として、「そば打ち」を思い出すだけで頭の刺戟になりますよ」ということで、次回の蕎麦打ちが楽しみとして待たれます。

 

 

 

 

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