そば実践 素庵覚え書き

庵主のホビーライフをそば打ち・そば屋さん・出前サロン・陶芸・釣りなどを通してご紹介します。

お蕎麦の値段のこと

2019-09-11 | 雑感

最近の蕎麦のお値段は、「ざるそば」とか「かけそば」は大体800円前後かと認識していますが、これが食べ物として安いのか高いのかについて考察してみますと、
スーパーなどで観察してみますと、原材料ではそば粉は1㎏1500円前後、お米は10㎏4000円(1㎏400円)前後を見かけますので、4倍の価格差があり、そこから基準を考えてみるのも一案かと思います。

一方お蕎麦の世界には、「2-8そば」の言葉があって、この「2-8」が独り歩きして2×8は16ということでお蕎麦の値段が16文のことだろうといわれていたりしますが、いろいろ本を読んでいますと
単に「2-8」が値段の基本であるとは言えないようです。

①一番ポピュラーなのが、そば粉と小麦粉の混ぜる「比率説」で、そば粉が8割でつなぎの小麦が2割入っているということですが、スーパーなどのおそばを見ていますと、おそばの包装の裏に書かれている成分表の順番に小麦粉が最初に書いてあってそば粉が5割以下なんだと解ってしまったり、ある有名なお蕎麦屋さんの監修によるそばに「5-5そば」があったりするのは笑ってしまいます。
そのようにそば粉が半分以下な「おそば」が大半で、そのそばの味に大半の方が慣れていることが現実で、そば粉が8割入っているというのは珍しいんだと思ったりします。


②「2-8そば」だけではなく、「2-6そば」の言葉や記載もあったようで、「混ぜ物がある2等の食品」といわれた時もあったようです。この「2-6そば」は江戸の地名から言われた説もあります。

③価格説は、文字通り2×8=16文と江戸時代後期の「数の言葉遊び」であるという説。
ただ幕末の頃の物価高騰でおそばの値段は50文となっていて説明が難しい点がある。
精米1升の価格に対するそば1杯の相対的な価格は、1750年から200年ほどは、精米1升の約5分の1だったようです。それから考えると、昨今は気候の変動等があるとはいえ、逆転しています。

 

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