そば実践 素庵覚え書き

庵主のホビーライフをそば打ち・そば屋さん・出前サロン・陶芸・釣りなどを通してご紹介します。

そばサミット

2014-09-14 | 教室・会合

 主催が信州塩尻「そば切り物語」実行委員会、主管がNPO法人信州そばアカデミーの「北緯36度線 そばサミット in長野」が塩尻で行われ、名古屋の仲間5人と参加してきた。

このサミットは、一部には「そばのミクロの世界」「そば切り発祥の歴史」「そば打ち技術の伝承と進化」と題した講演があり、二部には北緯35度線上の福井県、岐阜県、長野県、群馬県、埼玉県、茨城県のそば関係者によるここのエリアの現状報告があり、それらを通してそば情報の収集と地域活性化のつながるヒントなどを探る会でした。
    

そばアカデミーの赤羽さんから「そば打ちの技術」は奥深く、打つ喜び、食する喜び、そして何よりも人と人とを繋ぐ魅力を持っており、このそば打ちの技術を持って人と人との交流を深め、地域の活性化に寄与することが求められているとして、必要な情報を収集し共有する場となってほしいとあり、日穀製粉の担当者から「そば切り」発祥の歴史の説明、手打ちそば満志粉当主の益子さんからはそば打ち技術の基本をしっかりと身につけたうえで、「なぜか」と迷うたびに基本に戻ることの繰り返しで上達していくこと、水回し、延し、切りの各々で自分の体に合わせたそば打ち、環境つくりが大切である、おいしい蕎麦とは「角の立ったそば」であり、食感、喉ごしがよいそばとの解説がありました。

      

各県の関係者から蕎麦業界の現状の報告がありました。
福井県からは、福井県産のソバの作付の推移や高付加価値そば生産(早刈り蕎麦)の話や全国に先駆けての越前そば道場の開設、全日本素人そば打ち名人大会のスタートなどの話がありました。
飛騨市からは「そばの里、そばの町」作りの話、長野県からは昨年から発売された「信州ひすいそば」の取り組み経緯やこれからの方向などや「信州そば切りの会」からは 「信州そば切り」の定義として①そば粉は長野県産のみ②つなぎの割合は30%以下③そば打ちのすべての行程が手作業として「信州そば」の復権と認定店制度を展開していることの報告がありました。

        

群馬県からはそば県群馬を目指しての展開策、埼玉県からは秩父在来ソバの活用と地域活性化策、茨城県からは「常陸秋そば」のブランド化とそれを使った地域振興の話、常陸秋そばの品質向上と安定化の経緯のお話がありました。

    

各県ごとに今回発表された方は、それぞれのお立場の人であり、初めてのことでもあって今回の意見は素直な意見が出ていたかと思います。
素晴らしいのはこうした繋がりが広がったイベントであり、いろんな方との繋がりの広さは大変なことかと思いますし、いろんな世界の方を一堂に会したことそのものが素晴らしいと思います。
無論エリアにはいろんなグループがあって拾いきれてはいませんが、今回は最初の第一歩でこれからの発展が楽しみです。
以前、今年から一般社団法人となった「全麺協」において自治体の会員離れの話を聞きましたが、今日の会合では自治体の会員離れは信じられないと思いました。
これからの自治体との連動が待たれる。

 

コメント   この記事についてブログを書く
« そば粉の独り言 | トップ | お昼のそば屋  »
最近の画像もっと見る

コメントを投稿

教室・会合」カテゴリの最新記事