なんでも内科診療日誌

とりあえず何でも診ている内科の診療記録

感染性胃腸炎ー私もロタだったらしい

2014年01月17日 | Weblog

 51歳男性が昨夜発熱と嘔吐下痢で救急外来を受診した。昨日に高熱(40℃)となり、その後嘔吐下痢が出現していた。当直は外科医で、きっちりと検査を施行していた。インフルエンザ迅速試験は陰性、ノロウイルス迅速試験も陰性で、ロタウイルス抗原が陽性だった。点滴を2本して帰宅した。今日も内科外来を受診したが、発熱は軽快していた。まだ胃腸症状はあるが、昨夜よりは良いそうだ。点滴1本とナウゼリン・ミヤBMを処方した。

 先週末の私の症状も同様だった。何より後半は便が白っぽかった。検査をしていないから推定だが、ノロウイルスではなくて、ロタウイルスだった可能性が高い。ということは、今流行しているノロウイルスにも罹る可能性がある。インフルエンザA型も出始めた。罹りたくはないが、毎年インフルエンザには罹っていると思われる。思われるというのは検査してないので、臨床症状からだけだが。今後の日曜日は、高齢の内科開業医が休日当番医を断ったために、当院が内科当番医となった。嘔吐下痢(ノロウイルス)と高熱(インフルエンザ)が多数受診するかもしれない。

 月1回か2回誤嚥性肺炎を繰り返して入院している82歳男性が、また誤嚥性肺炎で救急搬入された。右中下肺野に広範に浸潤影がある。これまで5~6回入院して、いずれもユナシンで軽快治癒している。年末年始に入院しなかったので3週間は自宅で過ごせたことになる。いったいユナシンはいつまで効くのだろうか。

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