なんでも内科診療日誌

とりあえず何でも診ている内科の診療記録

両下肢の浮腫

2014年01月15日 | Weblog

 高血圧症・脂質異常症(高脂血症)で通院している60歳女性が先月からの両下肢の浮腫を訴えて受診した。確かに下腿に圧痕のある浮腫を認めた。今日は軽減している方だという。発赤・腫脹・下肢痛はない。胸も苦しい気がするという。普段の処方は、ミカムロ(ミカルディス+アムロジン)・フルイトラン・カルデナリン・リバロだった、

 胸部X線は有意な心拡大なしで、肺うっ血も胸水もない。心電図は正常域だった。血液検査はBNPも含めて正常域だった。好酸球増加症もない。特発性浮腫の年齢としては少し行き過ぎているようだが、どうだろうか。胸が苦しい気がして眠れないとも言う。そちらは心因性なのか。時々胸やけがするとも言う。確かに肥満で立派なおなかをしていて、胃液は逆流しそうだ。アルダクトンA25mgとパリエット10mgとデパス0.5mg頓用を処方して経過をみることにした。

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