なんでも内科診療日誌

とりあえず何でも診ている内科の診療記録

肺炎の高齢者、アナフィラキシーの17歳

2013年08月26日 | Weblog

 内科医院から肺炎の78歳男性が紹介されてきた。年齢以外は問題なく、外来でも治療できそうだが、慎重に入院とした。17歳男性はアナフィラキシーショックの既往歴があり、ずっと小児科で診ていた。15歳を過ぎてからも、ショックまではいかないが、時々喉頭違和感や膨疹が出現していた。先週2日続いて、いったん軽快して、また眼瞼の腫脹が出たという。小児科ではショックまでいかない時には、デカドロンを内服するように言われていた。アレルゲンは不明だという。食物依存運動誘発と思われたが、はっきりしない。アレルギーの専門医は遠方にしかいない。親に教えておいたが、行くとも思えない。希望の、もうなくなったというデカドロンを出した。小児科医もエピペンを処方するかどうか迷っていたらしい。

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