なんでも内科診療日誌

とりあえず何でも診ている内科の診療記録

会議で終わった日

2016年04月07日 | Weblog

 地域包括ケア病棟をつくる必要があり、10月開始に向けての準備を大急ぎですることになった。看護必要度(重症度)25%を満たすためには、病状が落ち着いている患者さんを地域包括ケア病棟に移して、一般病棟の重症度の高い患者さんの比率を上げなければならない。また手術など集中治療を要する入院患者は入院費が6000点になるが、安定すると2000~2500点になる。地域包括ケア病棟では一律に3000点取れるので、収益の面でも有利になるそうだ。地域の基幹病院ですら、地域包括ケア病棟をつくらないと経営が成り立たない見込みだという。

 今日は外来がなくて余裕があるはずだったが、診療としては94歳男性の内視鏡的胃瘻造設(PEG)を行ったくらいで終わってしまった。正副院長会議(一番下っ端の副院長)、医局会と続いて、会議だけしていた気がする。普段は30分くらいで終わる医局会も、今は電子カルテ導入や病棟再編の問題があり、1時間半を越えてしまった。輸血拒否の患者さんの受け入れについても話も出ていた。基本的には病院として受け入れないことを明記するという。

 今日の午後は救急当番だったが、忘れていた。幸いに救急要請がなくて、得した気分。5月にあるプライマリケア学会の春季セミナーは、希望のコースがとれたので楽しみだ。

 

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