なんでも内科診療日誌

とりあえず何でも診ている内科の診療記録

副甲状腺機能亢進症ってあるんだ

2016年02月13日 | Weblog

 今日は当直で出てきた。消化器科の先生が頸椎ヘルニアで休んでいるので交代した。明日はもともと日直だったので連続になる。明日当直の循環器科の若い先生が明日午後から手伝ってくれることになっているが、やはり連続はきついので、基本的には「流して行こう」だ。こんな時に限って救急搬入が続々と来たりするが、さてどうなるか。

 金曜日はその休んでいる消化器科の先生の外来を代わりに診ていた。変わりない方たちは(事情を話して)処方と次回予約だけにて、問題のある患者さんだけ少し診察した。92歳女性は総胆管結石の内視鏡治療を基幹病院消化器科で受けて先月戻ってきた。その時に血液検査で血清カルシウムが11.5と高値だった。PTHが測定されて、これも高値で、副甲状腺機能亢進症と判明した。レグパラ錠を処方されての昨日の受診だった。甲状腺エコーが施行されて、副甲状腺腺腫は指摘できなかった。血清カルシウムは正常域になっていたので追加処方をして、外科の先生が担当している甲状腺外来の予約をした。この先生は副甲状腺機能亢進症(腺腫)の手術を時々やっている。副甲状腺機能亢進症は自分で診断したことがない。

 昨夜はファイザーの若手医師セミナー(香坂俊先生の心電図の講義)を自宅で見た。午後7時30分からなので、夕食を作る時間がない。若手医セミナーの時はお弁当を買って帰ることにしている(奥さんもそのほうが楽だし)。奮発してヒレカツ弁当にした。今ちょうど香坂先生の「極論でか語る循環器内科第2版」を読み返している。次は、講義でも宣伝していた(講義の内容も出ている)「もしも心電図が小学校の必修科目だったら」を読もう。

 

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