なんでも内科診療日誌

とりあえず何でも診ている内科の診療記録

カンピロバクター腸炎

2014年10月05日 | Weblog

 金曜日に入院した感染性腸炎の20歳男性は、便培養でカンピロバクターが検出された。3日高熱と腹痛・下痢が続いて入院したが、入院翌日には解熱して、病室でテレビを見ていた。まだ腹痛・下痢はあって、食事は明日からでいいといわれた。入院時からホスミシン内服を開始していた。思い当たる鶏肉の摂取はないという。

 腎移植を受けた患者さん(60歳代女性)の血糖コントロールを頼まれているが、整形外科病棟に入院していることもあり、忙しいと1週間くらい血糖を確認していなかった。金曜日は空腹時血糖が52と低くて、ミニスライディングスケールにしてあるので、ノボラピッドが減量になって昼の血糖が高くなっていた。大学病院では何故かノボリンRとノボリンNの強化療法をしていたのを、普通にノボラピッドとランタスに変更した。空腹時Cペプチドが低いが、空fくじ血糖は高くないので、ランタスを就寝前3単位にしているが、中止した方がいいのかもしれない。最近腎機能が悪化していて、透析に戻る可能性がある。

 、

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする