おばあちゃんのごめんねリスト

2019-01-23 | 読書日記
今日は雪もひと休み

「ブリット・マリーはここにいた」のバックマンの
「おばあちゃんのごめんねリスト」(バックマン 2018年3月刊)を読みました。




エルサは、5階建てのアパートに
ママ(ウルリカ)とママのパートナーのイェーオリと半分ちゃんと住んでいる。
半分ちゃんは
ママのおなかの中にいる赤ん坊で
ママとイェーオリの子どもだ。
(エレナのパパは別の所に住んでいる)

アパートの住人は
エレナのおばあちゃんと
ブリット・マリーとケント夫妻(おやおや)
いつも黒いスカートを着ている女の人
レナードとマウド夫妻
タクシー運転手のアルフ
なんとか症候群の男の子とそのお母さん
モンスター(男の人)と犬のウルフだ。

エレナは靴の紐をしっかり締め、リュックのストラップを短くしている。
学校でいつも追いかけられているからだ。
追いつかれたら引っかかれたりたたかれたりするから
授業が終わったら、すぐに逃げる。
エレナが誰かとケンカをするたびに
校長先生はエレナを心理カウンセラーに診せたいと言う。
(エレナはたくさんの本を読んでいるし
たいがいの言葉はウィキペディアで調べて知っているけど
校長先生はそのことは知らない)
エレナはちょっと怖れている。
半分ちゃんが産まれたら
「変わった子」エレナの居場所はなくなってしまうのではないか、と。

おばあちゃんは、そんなエレナのたった一人の友だちだ。
おばあちゃんは、今、入院している。
でも、病院を抜け出して夜の動物園に忍び込んだりする。
今日を
「エルサが大事なグリフィンドールのマフラーを破かれた」日
でなく
「夜の動物園に忍び込んだ」日
にするためだ。

ある日
おばあちゃんは死んでしまった。
エルサに
手紙を配達してくれるように言い残して。

手紙の宛名は
ブリット.マリー
レナートとマウド
黒いスカートの女の人
運転手のアルフ
モンスター
そしてママ

どれも
ごめんねの手紙だ。
なぜ、ごめんねなの?
エレナは今まで知らなかったことを知っていく
………


読み進むにつれて
化石を掘り出すように
一人一人の人物が
(7歳のエレナの手で)
掘り出されていきます。




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