かがみの孤城

2018-07-17 | 読書日記
暑い日が続いています

「かがみの孤城」(辻村深月 2017年5月刊)を読みました。




中学校に入学して
いじめにあって
不登校をしている主人公・こころ
の部屋の鏡が
ある日
目が開けていられないほどのまばゆさで光り
こころはその中に引きずり込まれる。

そこにいたのは
小学校低学年くらいの
ピンクのドレスを着て
狼のお面をつけた少女「オオカミさま」だった。

少女に案内されてこころは城の中に入る。
そこには6人の中学生がいた。

大人びたアキ
声優声のフウカ
イケメンのリオン
ゲーム機を離さないマサムネ
「ハリーポッター」のロンみたいなスバル
小太りのウレシノ

オオカミさまが言うには
7人はここで
願いの部屋に入る鍵を探し
見つけた者は
扉を開けて願いを叶えることができるのだという。

という設定は
ファンタジーのようだけど
ちがう。

「世界が分岐?
それってSFみたいな・・・」
とこころは思うけれど
SFではない。

ちりばめられた謎をたんねんに拾って
謎を解くけれど
ミステリでもない。

描かれた現実のリアルさと
鏡の中の世界のリアルさが
それらを超えている。

大きな作品です。











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