七七ブログ

タダの詩人「七七」による人心体実験の記録 

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2007-10-23 04:46:11 | 自動書記
イマジネーション動き出す午前三時
遅すぎた それでも止められない誕生の時
ハンデ背負ったスタート地点 引き絞る弓 
ためた分だけ 待ち望んだ分だけ 引き絞られる弓が放つ鏑矢
照明弾 可視化プロジェクト
百聞を貫く一見 信じるべき形
動きの軌跡 網膜に啓示
水から学べ 汲めども尽きぬ泉
痩せたオオカミ 厳しすぎる野生の美
安楽を破り それを燃やして照らせ
内側から腐る楼閣 突入制圧 ふたたび作り替える
敵と手を組む なぜならもっと大きな敵がある
最も大きな 間違いがある

どこでどうして
こうなったのか
もはやわからない
追いつめられた
出発点 現在地点 
心の中から エマージェンシーコール
この倦怠に このお茶の間に 非常事態宣言
魂の大虐殺 夢の核弾頭
地獄の日曜日 
一人発狂して徘徊するあるいは
狂人の国で一人正気な奇跡なのか
後ろ指さす奴 その前で飛び跳ねる
見せつけろ お前の自由を
可能性を 実験を 何も知らないということを
ここから始まる時間軸 俺は世界に干渉する
引きこもりが部屋から出てくる 
そのために
それだけのために
遠い荒野に帰ってゆく
あるべき場所に帰ってゆく
あきらめていたことを再びやりはじめる
別のやり方で復活する
手を替え品を替え執拗に
俺の屍を越えてゆく
骨は拾ってやる
せめて埋めてやる
そして忘れ去ってやる