七七ブログ

タダの詩人「七七」による人心体実験の記録 

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2006-05-11 02:08:37 | 自動書記
手首にまいた碇
種蒔く人にハエが群がり
冗談から始まった祟り
あがめるお祭り
のらりくらり日々
仮面にひびが入ってる 
その下の顔はテレビでよく見るやつだ
思い出せねえ 訳が分からねえ
ボリュームを絞った
ハッカの匂いをかいだら
きっと思い出すだろう

明かり 始まり 遠い昔
時間が線形ではないことの証明だ
追いつめたら白状するさ
嘘が流れてる 間違った思い込みがあるかもしれない 追い込め 容赦なく
あばけ
あばばばばばばばばっばばばばばばばばばあっばばばばば
白痴の眼に涙
終わりが近いんだ 旅立ちの時が来る
小さな旅路 小さな分岐が やがて俺たちを隔てる
同じ銀河を見ようじゃないか
イマジネーションが渦を巻く 第六感の渦
それに襲われるんだ 騎馬民族が五感を制圧
疲れた体はひれ伏した 予感に満ちた眠りの中へ 液状化
解放区では物に形は存在しない 波とか渦とか流れとか
待っている
復活する
いずれまた落ちてゆく
今は曖昧な場所にいる
住所はないんだ
基準がないんだ
確かなものはないんだ
疑いが強くする 確信を呼び込むのは祭りの生け贄が朽ち果てるエクスタシー
毎日の農作業の隙間に 削られて残った 尖った石が
突き刺さっている筈だ
心臓の奥深く 
じっとしてる 鼓動にも動じない 一度も動じたことはない
沈まない太陽が今沈む
絶対が 揺らいだ 崩れてゆく
皮を剥くように次の預言が現れるだろう
預言者が本物か偽物か 
今ここで
のるか
そるかだ